自民党が惨敗！
さて、北海道１１区においても、全国的に見ても「自民党」が負けてしまいました。僕は、全国各地で自民党がどんなに負けようとも、十勝では中川さんを勝たせなければならないと思い、選挙運動をしてきましたので、十勝でのこの結果は非常に残念です。しかし、こんなことを言ったら不謹慎かもしれませんが、「全国的には自民党がこれだけボロ負けして良かった」と、僕は思っています。
僕は１年以上前から、「今の政治はなんなんだ！」と怒っていました（ブログ参照）。そして、昨年末には「自民党はもっと国民の怒りを知るべきだ」とブログに書きました。（ブログ参照）
自民党が、「まずは景気だ！」というキャッチフレーズの元、世界金融危機から日本の経済を守ってきたのは高く評価をしています。しかし、緊急経済対策の中の全ての政策が「しっかり精査された政策」であったとは僕には思えないのです。また、自民党は「国民が何に怒っているのか」をしっかり認識し、景気対策と同時並行し「この部分の対策」を行うべきであったのに、結局は何もしなかったというのは「国民の苦しみを“ないがしろ”にしていた」という証拠です。
「まずは景気だ！」の「まず」という言葉に甘えて、自民党の国会議員は、自分達にとって都合の悪いものから目をそらし続けたのです。本来なら、昨年行われるはずだった選挙が１０ヶ月以上も遅れたのに、自民党は国民に反省しているという姿勢を全く見せることは出来ませんでした。これで国民の怒りが増幅したと思っています。自民党に「危機管理能力」が欠如していたのは明らかです。
今後、民主党が「各官庁の無駄使い」をどこまで明らかにし、無くすことが出来るのか、お手並みを拝見させていただきます。
悔しいことに、今までの自民党の体質では「税金の無駄使いのカット」が出来なかったのは事実です。いわゆる族議員の存在がこれを阻害していたからです。こういう部分に対しても、国民は怒っていたはずです。今回の選挙で、自民党は「党存続の危機」という痛手を負ったのですから、組織の体質を抜本的に変え、新しいスタートをきるしかありません。
「２００９年の衆院選挙において、自民党がボロ負けをしたが、その反省により自民党が国民本位の党に生まれ変わり、結果として国民にとってプラスになった」と国民の皆さんに思ってもらえるように、我々自民党の議員はしっかりと襟を正し、本気で国民の皆さんと向き合わなければなりません。それを行える下地が、この惨敗によって生まれました。
今回、「自民党がこれだけ負けて正直良かった」と僕が思っている理由がここにあります。
この日記のスペースだけでは「今回の選挙」について書ききれませんので、後からコラムで書くことにします。
追伸： 何故、十勝で中川昭一さんが負けたのか・・・、僕なりの意見はあるのですが、今のタイミングでこのブログに書くことは止めます。今後、自民党北海道１１選挙区支部として「何故、負けたのか」を、しっかり総括をしなければならないと思っています。
2009年09月01日（火） 10:18
こんにちは
私は、北海道以外に住んでいる者です。
今回の選挙で中川さんは、落選してしまいました。
十勝の人はNOと判断しました。
残念です。
日本には本当に必要な人なのです。
中川さんは、思想がはっきりされていて、活動もはっきりされているので
全国に支持者がいます。
そして、中川さんの発言は、共感する者、反対する者を含め大いに注目され
そして論じられます。
私も、小野寺さんの
＞＞今回、「自民党がこれだけ負けて正直良かった」と僕が思っている理由がここにあります。
という意見は、理解できます。
しかし、中川氏は残らなきゃいけなかった。
水問題、拉致問題、対馬問題、人権擁護法案、外国人参政権、教育問題、安全保障問題、憲法問題・・・・・
中川さんが取り組んでいることはたくさんあります。
そして取り組んでいる全てにおいて内外で注目されています。
どうして、このような大事な議員を十勝の人は落選させてしまったのか？
私は、十勝の人の地元のことしか考えていない考え方に
心の底から失望しています。
今までは、北海道の品物を率先して買っておりましたが
そういう気持ちが、今、完全に失せております。
日本の宝、中川昭一を返してください。
十勝の人は、国の中での中川さんの働きをもっと勉強してください。
2009年09月01日（火） 12:01
さくらさんへ
コメントを頂きまして、ありがとうございます。
僕もブログで「自民党がどんなに負けようとも、十勝では中川さんを勝たせなければならないと思い、選挙運動をしてきました。」と書いたように、この地域から中川さんを国会に出したいと強く思っていました。しかし、結果は残念なものとなってしまいました。
さくらさんのご意見は僕もよく解ります。僕も全く同じ想いです。しかし、僕は「十勝の住民が地元のことだけしか知らず、地元のことだけを考えて、この結果を出した」とは思っていません。その一点だけが違うのです。十勝の住民はそれほど馬鹿ではありません。我々の陣営が大差をつけられて負けたのには、色々な要因があるのです。この点はご理解いただきたいと思います。
それにしても、今回の中川さんの落選は、日本にとっても十勝にとっても「大損害」です。本当に残念ですね。
2009年09月02日（水） 01:47
衆院選、大変お疲れ様でした。土曜日、別海より選対にお邪魔し、街頭演説時も道議よりお声を掛けていただきました。道議員とは知らず失礼いたしましたm(__)mとても気さくで、気配りの方だと、すっかり道議のファンになって帰って来ました。ブログも拝見し、自民党議員らしからぬ(？)発想発言の数々…、ますますファンになりました！！もっと色々お話しをさせていただけば良かったと後悔しております。
昭一氏は、前選挙区、また、一郎氏の時代より伯父が中川後援会のお手伝いをさせていただいておりましたので、今でも家族皆で応援しております。 今回の落選は十勝はもとより、道東、北海道にも大きな痛手となるでしょう。『敗因』について、私も二、三ありますが…。とりあえず、昭一氏には、次回の衆院選まで(２年…３年もつかな？)自分の目と耳と足で、しっかり地元を知って、（支持者の高齢化も含め）確かな地盤造りをしてほしいです。 今後どのように政治が変わって行くのか、じっくり見ていこうと思います。道議のブログも、じっくりと(笑) では、お体にお気を付けて、十勝の為、北海道の為お仕事頑張って下さい！！
2009年09月02日（水） 09:53
サエさんへ
覚えています！イトーヨーカ堂での街頭演説で、ご夫婦で来られてましたか？
僕は、街頭で演説をする時は、来ていただいた方と出来るだけコミュ二ケーションをとるようにしています。色々な意見や話を、直接聞くことが出来るからです。
今度の衆院選の時に、また帯広に来る時がありましたら、是非声をかけてください。
コメントを頂きまして、本当にありがとうございます。元気が出ました！
2009年09月02日（水） 13:27
小野寺さん
ご丁寧にお返事くださってありがとうございます。
中川さんの、落選というショックにより多少、気が動転して
十勝の皆様に失礼なことを書きこんでしまったと反省しております。
やはり、中川さんは北海道と日本で必要な人だと思います。
サエさんのおっしゃるように地盤固めをしっかりなさって
再び国政に戻ってほしいと思います。
小野寺さんも、どうか中川さんを支えて頂けたらと思います。
このページの前後のエントリも読ませていただきました。
純真な子どもたちに、先生という立場の人が
政治思想を洗脳するような教育は絶対避けなければならないと思います。
また、討論会のこともそういう流れが意図的にされていたのなら
公平ではありませんし、はっきりさせるべきですね。
自民党頑張ってください。
小野寺さん頑張ってください。
中川さん頑張ってください。
2009年09月02日（水） 18:59
こんばんは。囲む会では声をかけていただき嬉しかったです。
今回は大変残念な結果に終わり、これからどうなってしまうのかと不安な気持ちもありますが、中川先生が頑張ると仰るのならば私たち夫婦は断固応援し続ける決意です。
今日小野寺先生の事務所に電話をかけました。後援会に入りたいと思ったのです。
事務の方に丁寧な対応をしていただきまして、嬉しかったです。ありがとうございました。
これから色々勉強させてください。
よろしくお願い致します。
2009年09月03日（木） 13:50
さくらさんへ
さくささんが、昭一さんの落選ショックで気が動転してしまったことは、十分に理解できます。ですので、あまり気になさらないで下さい。いずれにしても頑張ります！再度コメントを頂きまして、本当にありがとうございました。
こにさんへ
公示前の囲む会でお会いしたのですね？後援会へ入会頂きまして、本当にありがとうございました。こちらこそ、色々なことを教えて頂きたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。