第2回北方領土対策特別委員会会議
平成19年06月06日
(省略)歯舞諸島居住者連盟が事業主体となって、平成11年度から実施をしているものでございます。
本年度は、お手元の資料のとおり、5月から8月までの間に4回にわたって実施をすることとしておりましたが、第1回口の5月18日からの国後島訪問につきましては、悪天候により中止となっており、今後、第2回目は6月22日から25日までの4日間の日程で、択捉島のウェンバフコツ、内保、ペケンリタ、オダイベケの4ヵ所を、第3回目は、7月9日から12日までの4日間の日程で、色丹島の能登呂、相見崎及び歯舞群島勇留鳥のトコマの3ヵ所を、第4回目は、8月17日から20日までの4日間の日程で、歯舞群島志発鳥の西浦泊を訪問することとしております。
団員につきましてはそれぞれ50名を予定し、元居住地跡の視察や墓地での慰霊、在住ロシア人との交流などを行うこととしております。
喜多委員長
本件に関し質疑等を求めたが特になく、本件はこの程度にとどめる旨述べ、次に、北方領士返還促進に関する政府要請及び国会要請・請願の実施に関し説明を求めることとし、領対本部長を指名。
水口慨対本部長
去る5月24日、北海道を初め全国の北方領土返還運動関係団体が―体となって例年実施をしております、北方領土返還促進に関する政府要請及び国会要請・請願を行いましたので、その実施結果について、御報告を申し上げます。
当日は午前11時から総理大臣官邸におきまして、安倍総理を初め関係大臣に対し要請を行い、その後、衆・参両議員会館において、関係国会議員に対し要請・請願を行ってまいりました。
この要請・請願には、道議会から釣部議長に御参加をいただき、道からは、政府要請については高橋知事が、衆・参国会議員に対する要請・請順については、知事代理として山本則知事が参加しましたが、席上、知事からは、本日6月6日から開催をされますドイツ・ハイリゲンダムサミットで予定をされている目口首脳会談において、北方領土問題の進展が図られるよう強力な外交交渉の推進を要請、これに対し安部総理からは、北方領土問題の解決を目指して、強い信念をもって努力していく旨の御発言をいただいたところであります。
喜多委員長
本件に関し質疑等を求めたが特になく、本件はこの程度にとどめる旨述べ、次に、他に発言等を求めたところ、小野寺委員から発言を求められ、小野寺委員を指名。
小野寺委員
本北方領土問題に関する新聞報道についてでございますが、新聞報道に関する確認についてお伺いします。本日からの主要国首脳会議を前に、ロシアのラプロフ外相が3日、北方領土の国後島、色丹島、歯舞群島・水晶島を視察し、その後の記者会見で、「引き続き両国に受け入れ可能な領土問題の解決を探る用意がある」としながらも、「解決策は第2次対戦の結果を基礎にすべきである」旨の発言をしたとの報道や、プーチン大統領が外国記者団に対して、北方領土問題に関し、「解決策を見つけ出すのは困難」との発言をした旨の報道がなされたところでありますが、私としては北方領土問題の早期解決が遠のいたのではないかとの危機感を抱いているところでございます。
そこでお伺いしますが、今般報道されたラプロフ外相の北方領土訪問と記者会見での発言、さらにプーチン大統領の発言の事実関係について、道としてどのように確認をされたのかお伺いをいたします。
喜多委員長
水口本部長。
水口慨対本部長
新聞報道に関する情報の確認についてでありますが、6月5日外務省に対し電話によりまして、新聞報道されたラプロフ外相の北方領土訪問及びその後の記者会見での発言内容並びにプーチン大統領の発言内容について照会をいたしましたところ、外務省では、ラブロフ外相が6月3日、国後島、色丹島、水晶島を訪問し、同日夜ユジノサハリンスクで記者会見を行った事実は承知をしているが、大統領及び外相の発言内容等について、特に確認は行っていないとの回答を得たところでございます。
小野寺委員
次に質問しますが、報道に対する受け止めについてでございますが、領土問題への対応を含め、外交は国の専管事項ですが、北方領土を抱える北海道としても、領土問題を巡る情報の迅速な収集と関係機関との共有化に努め、これを基に、国に対する働きかけを行っていくべきであるというふうに考えております。道として、このたびの新聞報道をどのように受け止め、どう対応しようとしているのかお伺いいたします。
水口領対本部長
今回の報道に対する受けとめ等についてでありますが、先ほども申し上げましたように、報道されたロシア側の発言内容等については、現在のところ確認をされておりませんので、引き続きこれらの情報の収集や確認に努めて参りたいと考えております。
また、道といたしましては、日本時間で8日米明にも予定をされておりますハイリゲンダム・サミットでの日ロ首脳会談や、本年1月から開始をされました日ロ次官級の戦略対話を通じて、北方領上問題の具体的進展が図られることを期待をしているところでございます。今後とも関係省庁との連携を密にし、適切な情報の収集に努めますとともに、これに基づき国への適時・的確な働きかけを行っていく必要がある、このように考えております。
小野寺委員
ありがとうございます。最後に指摘でございますが、なぜ私がこのタイミングでこの質問をしたのかでございますが、1945年以来60年以上にわたって北方領土は不法占領をされているわけでございます。その中で来年洞爺湖でサミットが行われるということでございまして、領対本部の事業にですね、国民世論の結集と国際世論の喚起と書いてございますが、特に国際世論の喚起ということにですね、千載一遇のチャンスと私は思っております。そして今の段階でこのようなことをロシア側が言ってくるということは、来年の段階ではさらにとんでもない発言をしてくる可能性が十分にあるという風に私は思っております。北海道としても、北方領土を有する北海道の意地と毅然とした態度を見せていただきたい。迅速に情報を収集しながら、北海道はどうしても北方領土を返していただくんだという姿勢を北海道から見せていく必要があるということで、今後このような行動や情報に対して敏感に反応していただきたいということで、質問をさせていただきました。
喜多委員長
この際委員長として申し上げますけれども、今小野寺委員からの御発言、敏感に対応していただきたいというお話がありました。昨年末以来の現職外相による領土二分割発言ですとかさまざまありますので、北方領土を所管区域とする北海道でありますから、しっかりとその辺は敏感に敏速に対応していくように、この際委員会のスタートとして申し上げさせていただきたいと、こんな風に思っております。
その他発言等を求めたが、特になく、本日の議事はこの程度にとどめることについて諮り、異議なく決定。
次回委員会の開催については、理事会に諮り決定したいので、委員長に一任願う旨を告げ、散会を宜した。
午前10時40分散会




