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平成22年 第9回食と観光対策特別委員会

平成22年 第9回 食と観光対策特別委員会会議録
平成22年6月25日(金曜日) 於 第10委員会室

小野寺秀

 それでは私のほうから、食の安全・安心について質問をさせていただきます。
 北海道は北海道観光の玄関口であるJR札幌駅の西口と東京の有楽町にどさんこプラザを開設しております。これは、道産食品のPRや販路拡大のため、道が事業として行っているものであり、年間5400万円という税金を投入しております。この場所の使用料は当然、税金でございますし、JR札幌駅においては、社団法人北海道貿易物産振興会が道からの委託を受けてこの業務を行っているところでございます。
 どさんこプラザは東京の有楽町にもあるが、札幌JR駅にあるのは、どのような理由なのか、お教えください。
佐々木商業経済交流課長
 JR札幌駅に設置したどさんこプラザでございますが、これは札幌圏の消費者はもとより、観光客や道内の流通業者をターゲットに、道内での道産食品の販路拡大を目指す企業を支援する店舗として設置したものでございます。
 以上でございます。

小野寺秀

 続いて、この場所ですけれども北海道が行っているアンテナショップということでありますから、当然、優良な道産食品が売られている場所であります。消費者の方々もそのような認識を持ってどさんこプラザに足を運び、商品を購入していると考えますが、いかがでしょうか。
佐々木商業経済交流課長
 どさんこプラザに対する消費者の認識についてでございますが、どさんこプラザは、道内各地域で生産されたものを中心に、さまざまな優良な道産食品などを広く紹介する場所であり、消費者の方々も、優良な道産食品などであると期待をし、また、そのような認識を持って来店され、商品を購入していただいているものと考えております。
 以上でございます。

小野寺秀

 しかし残念なことが起こっております。JR札幌駅において、道産食品を買いたいというニーズを裏切るような事例があるからであります。このどさんこプラザには、物産スペースのほかに五つのテナントが入っておりまして、その中に対面販売で海鮮弁当を売っている業者がありますが、この弁当に入っている海鮮は、そのほとんどが輸入品であるのではないでしょうか。
 また、業者が販売している弁当に入っている海鮮類の中で輸入されているものはどれくらいあるのか把握をしているでしょうか。また、それは扱っている食材の数で考えるとどれくらいの割合になり、その原産国はどこか、もし知っているならば、お教えください。
佐々木商業経済交流課長
 弁当に使用されている魚介類のうち輸入品の割合についてでございますが、事業者からの聞き取りによりますと、どさんこプラザにおいて販売する弁当に使用されている魚介類の数は全部で9種類ありまして、そのうち原産地が海外の食材は3分の2に当たる計6種類でございます。その原産地は、タラバガニとズワイガニはロシア産、ウニとサーモンはチリ産、ホッキ貝とボタンエビはカナダ産でございます。
 以上でございます。

小野寺秀

 この業者ですけれども、その場で魚介類を御飯の上に載せ対面販売で売るというのであれば、材料等の表示をする必要がないという、JAS法と食品衛生法の盲点をつき、この何種類もの海鮮弁当を売っているわけでございます。しかし、これらの弁当がどさんこプラザで販売されており、魚介類の原産国も一切表示されていない。さらに、お弁当のパッケージに北海道の地図の上に厳選素材というマークがつけられているのであれば、消費者がこの魚介類は道産品だと誤認する可能性が極めて高いと考えられます。
 これは、消費者が商品の内容を誤認するような表記を禁止している景品表示法や、絵や写真等を使って誤認を与えることを禁止しているJAS法に抵触するおそれがあると考えますが見解を伺います。あわせて、不思議なことにこの業者は、表示の義務がないにもかかわらず、中途半端な食材料等を表示したシールを貼っていますが、もし任意であれ表示をした場合はJAS法や食品衛生法に準拠した表示が必要であると考えますが、このことについてもあわせて見解を伺います。
中西くらし安全局長
 海鮮弁当の表示についてでございますが、弁当につきましては、原則として、JAS法によりまして、名称、原材料名、内容量、消費期限、保存方法及び製造者等の6項目の表示が義務づけられております。
 また、食品衛生法では、このうち原材料名、内容量を除く4項目に加えまして、食品添加物やアレルギー物質を含む旨の表示が義務づけられておりますが、対面販売で客の注文に応じて、その場で容器に詰め販売する場合は、いずれも、こうした表示が義務化されていないところでございます。
 しかしながら、委員御指摘のございました弁当につきましては、食材で使用しているタラバガニが、ロシア産であるにもかかわらず、タラバガニの絵柄とともに、北海道の地図の上に厳選素材という表記がございまして、こうした表記は、道産食品の販路拡大を目的とするどさんこプラザで販売されているということを勘案すれば、北海道産の具材を使用していると受け取られかねないものでございまして、JAS法に基づく加工食品品質表示基準第6条第3号及び景品表示法第4条第1項第1号に抵触するおそれがありますことから、表示方法の改善について早急に指導してまいります。
 また、JAS法等に基づく項目を任意に表示する場合におきましても、消費者に誤解を与えないよう、同法と同様の内容とすべきでございますが、この弁当につきましては、一部表示に不十分な点がございますので、この点についてもあわせて指導してまいります。
 以上でございます。

小野寺秀

 今、対面販売の弁当について聞きましたが、次は、この店舗において販売されているボタンエビを使った弁当ですけれども、これは表示の必要のない対面販売で売られている弁当とは区別しなければならないものであると思っております。それはつくりおきをしているからでございますから、この場合、JAS法と食品衛生法に基づく原材料等の6項目の表示義務が発生すると思われますが、これらの表示に問題がなかったのかお伺いします。
木下消費者安全課消費問題対策担当課長
 ボタンエビを使った弁当についてでありますが、この店舗で販売している弁当については、客の注文に応じて、その場で容器に詰め、その日のうちに販売することとされておりますが、御指摘のあったボタンエビを使った弁当については、消費期限を翌日に設定した製品として、販売しているところでございます。
 このため、ボタンエビを使った弁当については、JAS法に定める6項目の事項を表示すべきでありますが、一部欠落や表記に不統一な点がありますことから、この点についても、改善するよう指導してまいります。

小野寺秀

 どさんこプラザで売られていたお弁当に表記の問題があるということで非常に問題だと思いますが、さらに、私が問題だと思うのはですね、このボタンエビを使用した弁当でございますが、これは道庁の平成19年の産消協働事業のホームページにおいて、このJR札幌駅で弁当を販売している業者と札幌市内の料亭がこのボタンエビのすしを共同開発したことになっていて、今では空弁になっているというような紹介がされておりますが、その道のホームページの中でですね、このボタンエビは道内産のボタンエビを使用しているというようにPRをされております。しかし、先ほど答弁がありましたように、そのボタンエビはカナダ産に現在は変わっております。
 もし、北海道のホームページを見て、勘違いをした方がいて、道産品のボタンエビのおすしを買おうと思っていてカナダ産だったというのは大問題であると思いますが、なぜ、このような事態になったのかお伺いをいたします。
大崎商工局長
 道のホームページによる誤った情報の提供についてでございますが、産消協働事業のホームページにボタンエビを使用した弁当の記事を掲載した平成19年当時は、道内産のボタンエビを使用しておりましたが、その後、海外産のエビの使用に変更された事実を知らず、また、その後の確認行為も行いませんことからそのまま掲載を続けていたものでございますが、業者から変更の報告がなかったことに対しましては、まことに遺憾に思っているところでございます。
 委員の御指摘を受けまして、去る6月18日にホームページの不適当な記事を削除したところでございますが、今後、消費者に誤解を与えるような情報を発信することのないように対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

小野寺秀

 この業者ですけれども、そのお弁当の表記等々に、JR札幌駅西口コンコース、北口どさんこプラザ内ですとか、JR札幌駅西口コンコース北口、北海道食と観光情報館内というような住所を表記しております。これは企業が意図的にですね、この企業、このお弁当屋さんは道産の食材を使っているというように信用させようという意図で私は使っているような気がしてならないわけでございます。さも道産品の物を売っているような表記をして、しかもこのような住所を使っているということはですね、北海道が利用されているという、そういうような非難を受けても仕方がないのではないかというふうに思いますが、こういう住所等の表記において、どさんこプラザを使う時には一定の枠組み、ルールが必要であると思いますが、どのように考えていくのかお教えください。
佐々木商業経済交流課長
 物産展出展時におけるテナント企業の住所表記についてでございますが、当該事例の場合、どさんこプラザ内にある店舗は単なる販売所でしかないことから、責任ある対応ができる本社の所在地などを記載するよう働きかけてまいりたいと考えております。
 また、物産展で販売する弁当に企業の住所をどさんこプラザ内と表記した場合にはどさんこプラザ自体が販売者であると消費者が誤解を招くおそれがあることや、弁当が道産品であると、いわば、お墨つきを与えているかのように消費者に受け取られるおそれがあると考えておりますので、どさんこプラザの名称利用に関するルールを検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

小野寺秀

 さらに、この企業ですけれども、このどさんこプラザ内でお弁当を販売しているということをちらつかせて、今年の4月だけでも全国の百貨店8カ所でですね、北海道物産展等に出展をしておりまして、会場では販売員がトイレに行けないほどですね、お店が繁盛している。ただ、そのお弁当の中身は北海道産の魚介類を使っていないということは私、非常に問題だというふうに思いますが、この点について道はどうお考えになるのかお教えてください。
佐々木商業経済交流課長
 どさんこプラザの名前を利用した物産展での販売についてでございますが、どさんこプラザは優良道産食品などを広く紹介する場所であり、どさんこプラザの名前を使って、物産展で同様の商品を販売するなどの営業活動を行うことについては、消費者の誤解を招くことのないよう先ほどお答えしましたとおり、名称利用のルールとあわせてルールを検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

小野寺秀

 次に、このお弁当屋さんですけれども、これは貿易物産振興会が受託していて、再委託という形で、この今ある5店舗が札幌JRのどさんこプラザ内にテナントとして営業をしているわけでございますけれども、道庁内の資料ではこのテナントに関して、このお弁当屋さんについて言えば、道産品の海産物を使用した弁当を販売することで許可をしたという道庁内の内部書類がございますが、再委託をそれでもって承認したのかどうかお伺いします。
 また、再委託の企業を決める際、どのように決定をされ、その際、道は、再委託先の道貿易物産振興会にどのような条件を提示したのか、あわせてお伺いします。
大崎商工局長
 再委託の承認についてでございますが、再委託につきましては、明確な基準を定めない中で、委託先からの申請に基づきまして、承認をしてきたところでございます。道といたしましては、海産物の弁当を販売している企業について、本道産の海産物や米を使用した弁当の販売店の運営を再委託するものとして承認をしたところでございます。
 しかし、北海道貿易物産振興会と企業の間の再委託契約におきましては、単に海鮮弁当等の販売に関する業務との内容になっております。これは、当該テナントに初めて再委託をする際に振興会においては、原材料は道内産が望ましいと考えていたものの、ロシア産のカニにつきましては、加工品としてやむを得ず認めてきたものでございます。
 一方、道におきましては一部の商品の原材料が道内産であったことから、全部を確認することなく道産海産物を使用していると認識をした上で承認をしておりました。その際、その承認内容等を貿易物産振興会に提示をしていなかったところでございます。
 また、その後におきましても、道が再委託内容の履行状況をチェックしていなかったことから現在に至っているものでございまして、まことに遺憾であり、おわび申し上げる次第でございます。
 今後は、再委託の承認の際に、その必要性を厳正に審査いたしまして、条件を明示するとともに、適宜、再委託内容を現地で確認するなど、適切に処理をしてまいる考えでございます。
 以上でございます。

小野寺秀

 ちょっとお聞きしたんですけれど、先ほど上海万博の食のPRエリアの中で、北海道産のマークがですね、優れた食材を海外の輸出用シンボルマークとして使うみたいな報告がありましたけれども、JR札幌駅の構内にですね、同じようにカニが売っておりまして、これも北海道産じゃないというような話を私のほうで聞いているんですけれども、実際に上海万博における北海道産、これはどういう定義で、どういうものなのか、まず教えてもらえますか。
山岡商業経済交流課貿易担当課長
 シンボルマークの使用基準についてでありますが、道産品輸出用シンボルマークは、北海道が中国など海外で広く知られていることから、個々の商品に道産品としてのシンボルマークを表示し、輸出の促進を図るとともに、道産品と紛らわしい商品との差別化を図ることを目的に、定めたものでございます。
 このため、道産品の海外販路を拡大するための基準として、農林水産物については北海道内で生産または漁獲されたもの、加工品については道内で製造または加工されたもののうちで、主な原材料あるいは特徴的な原材料が道産品であるものなどと設定したところです。
 このため、輸入し、道内で加工して輸出するカニについては、シンボルマークを使用することはできないものです。
 以上です。

小野寺秀

 つまり上海万博の食のPRエリアでマークを使えないようなものが、どさんこプラザで堂々と売られているというようなことは私は大問題だと思ってますし、そこに5000万円以上の税金を使っているということをよく認識をしてもらいたいわけでございます。
 今、入っているテナントについてでございますが、この弁当を扱う業者については、自社以外の弁当も販売をしており、また、別のテナントにおいても北海道産以外のカニを使っている可能性が極めて高い、今、言いましたけれども、このようなテナント、本当にふさわしい行為を行っているのかと私は疑問を持ちます。これに関して道はどう考えておられるのか、また、このテナントがこのまま居続けていいと考えているのか、見解を伺います。
大崎商工局長
 どさんこプラザに入るテナントについてでございますが、どさんこプラザは優良道産食品などを広く紹介する場所でありまして、これまで委員から御指摘のあったような消費者に誤解を与えるような事例がありましたことは、まことに遺憾に思っているところでございます。
 なお、テナントにおける販売品目につきましては、今後、さらに実態を把握いたしますとともに、どさんこプラザの趣旨に反するものがあれば早期に指導・是正してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

小野寺秀

 今までは、どさんこプラザ内のテナントに対する質問を行ってきましたが、もともとこのような事態が発生してしまったということは、非常に憂慮すべき問題でありますが、このほとんどは管理、指導を行わずどさんこプラザの重要性についても低い認識しか持ってこなかった道庁の責任とですね、この業務を受託している北海道貿易物産振興会の責任が非常に重いというふうに考えますが、道の見解を伺います。
大崎商工局長
 どさんこプラザにおける諸問題に対する責任についてでございますが、どさんこプラザの再委託業者が販売する弁当のパッケージに、消費者の誤解を招くような表示がされておりましたことや、特にカニにおきましては、加工品と認識して取り扱うなど道産食品に期待を寄せる消費者目線に立った運営がなされていなかったことにつきましては、振興会の認識不足といえるものでございまして、消費者の期待に十分こたえる運営が行われておらず、まことに遺憾に思っております。このことは、貿易物産振興会のチェック体制が徹底されていなかったためでございまして、受託者としての責任を否定できないもと考えているところでございます。このため、振興会として、このたびの消費者に誤解を与えたことに対しまして、その経過と謝罪、改善と再発防止策などにつきまして、早急にホームページなどを通じて示すよう強く指導してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

小野寺秀

 あと質問は二つでございます。
 まず、どさんこプラザの業務委託先ですけれども、有楽町のどさんこプラザにおいては変更がございました。しかし、なぜかJR札幌駅のどさんこプラザにおいては、4年間ずっと振興会一団体との随意契約を行ってきたという経緯がございます。しかし、このような問題が発生したのであれば、今後は随意契約を中止し、公募による選定を行っていくべきであると考えますがいかがでしょうか。道内にあるJR駅の西口の一等地、ここにどさんこプラザで営業したいというお弁当屋を含め業者がたくさんいるはずでございます。であるならば、今後はテナントを決定する際も、公平で透明性を確保した形で多くの企業に出店のチャンスを与えるべきであると思いますが、あわせて見解を伺います。
大崎商工局長
 今後のどさんこプラザ業務委託先の契約についてでございますが、どさんこプラザの前身となります北海道観光物産センターの平成元年の設置に当たり、当時、周辺の民間事業者などから、民間の事業活動に影響を及ぼすことのないようにとの要望があったところでございます。公益を目的とする団体に委託をいたしますことで事業者などの同意を得られましたことなどから、公益法人であります北海道貿易物産振興会を随意契約により委託先として決定をいたしました。その後のどさんこプラザの委託先の選定に当たりましてもこれまでの経過を勘案し、貿易物産振興会に同様の随意契約により委託をしてきております。しかしながら北海道観光物産センターを設置した平成元年当時とは、周辺の状況などが大きく変わっていることや、随意契約のあり方の論議なども勘案し、今後の委託契約については、透明性を確保する観点から、委託先を公益法人に限定しない公募方式の方向で、関係機関などと調整をしてまいりたいと考えております。
 なお、公募にあたりましては、道が目指すどさんこプラザの運営コンセプトを十分に認識し、消費者と同じ目線で運営できる能力を有していることや、これまでの運営実績などを十分考慮いたしまして、厳正に審査してまいりたいと考えてございます。
 また、再委託につきましては、その必要性や条件を明確にしますともに、再委託が必要な場合におきましても、道内企業に広く門戸を広げ、参入機会の拡大を図るなどして、公平で透明性のある、企業の選定に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

小野寺秀

 最後の質問ですけれども、私がこのタイミングでこの委員会で質問したというのは、きょう食の安全・安心条例の一部を改正するという審議があるということと、上海万博において北海道の食のPRを行うということで、いま一度、皆さんにしっかりとした認識を持っていただきたかったからでございます。この道が事業主体であるどさんこプラザにおいてこのような実態であり、本当に食の安全・安心、北海道の観光における食という信頼を守れるのかどうか、その真価が大きく問われている事例だというふうに私は考えております。
 そこで最後の質問ですけれども、私は、このような事案は本道の食の信頼を大きく損なうものであり、道はこのような状況を二度と起こさないようにすべきであると考えますが、今後どのように対処されるおつもりなのか、お伺いして私の質問を終わります。
坂井食の安全推進監
 どさんこプラザにおける、このたびの事案についてでございますけれども、本道経済の活性化に向け、食と観光のブランド化を推進している中、道が運営を委託し、その情報発信の中心拠点となるどさんこプラザにおいて、JAS法等に抵触するおそれのある販売行為が行われていましたことは、北海道食の安全・安心条例を制定・運用している道として、極めて遺憾であると考えております。
 道では、このたびの事案を踏まえ、消費者の信頼を確保していくため、今後、庁内の連携を一層強化し、委託先の透明性確保に向けた選定方法の見直しや、再委託に当たっての条件の明示、さらには、道みずからによる再委託の内容に係る履行状況の確認や、商品表示の確認など、早急にその改善に取り組み、どさんこプラザが北海道ブランドの発信拠点としてその役割をしっかりと発揮することができるよう最大限努力していく決意でございます。