第4回定例会
平成20年12月03日
小野寺委員
(登壇・拍手)(発言する者あり)それでは、通告に従いまして、順次質問をしてまいります。
まず初めに、道庁組織にある関係機関等についてお伺いをしていきます。
今、北海道は、破綻寸前の道財政を立て直すために、積極的に行財政改革を行っている最中です。
知事、現在、道民は本当に不景気にあえぎ、道の財政立て直しプランによっても悲鳴を上げているのです。道庁は、道民の今置かれている状況をもっとしっかりと認識し、道民が納得する形で、血のにじむような行革を行わなければならないのです。
そのような中にあって、定例会ごとに、各部の行革の意識が余りにも低過ぎるという趣旨で質問をし続けなければならないのは、本当に残念でなりません。
まず最初に、本庁・支庁内の附属機関等に関する質問をいたします。
道には多くの附属機関等があり、平成20年4月1日現在で、知事部局においては、法律や条例で設置されている附属機関が90、委員会が161あります。また、道教委にも28の附属機関等があります。今までこれらに対しどのような見直しを行ってきたのか、知事と教育長にお伺いをいたします。
また、この附属機関の女性委員の比率ですが、平成20年4月1日現在で31.9%と、目標の30%を辛うじて達成したと承知していますが、今後、登用拡大に向けての考え方についてお伺いをいたします。
また、条例等で定められている附属機関と委員会等の委員は、原則として、道庁職員と道職員OBは就任できないこととなっています。しかし、現実には、平成19年度は、本庁だけでも197人の道職員が委員になっております。
道の附属機関には何よりも公平が求められております。私は、この委員のすべてが、条例等に定められている特例に該当するとはとても考えられないのですが、実態はどうであるのか、知事及び教育長にお聞きをいたします。
あわせて、平成19年度に一回も会議が開催されなかった附属機関等はどれぐらいあるのかもお尋ねいたします。
次に、規則等で何ら規定をされていない、各部横断的な「その他の協議会」についてお伺いをいたします。
私は、今回初めて、その数を調査したのですが、その結果、知事部局においては、「その他の協議会」が1296も存在していることがわかりました。この会議体だけで、附属機関等の全体の83%を占めております。
また、1296にも及ぶ「その他の協議会」の内訳は、本庁が330機関、支庁には、その約3倍の966機関があることも判明をいたしました。
今回は、本庁の330機関に係る部分のみの予算についてしか調べることができませんでした。本来であれば、全体の4分の3を占める各支庁の協議会も調査をしたかったのですが、それについての詳細を本庁が全く把握しておらず、結果として、本庁分しか調査できなかった次第でございます。
さて、本庁分の調査の結果ですが、平成19年度予算額で7990万円、また、これに従事する道職員の人工数は29.6人工ということであります。これを平均人件費単価で計算すると2億4300万円となり、予算との合計の約3億2000万円が会議体の運営に使われた計算になります。
私が問題だと思うのは、今回調査できなかった支庁には、先ほども言いましたが、本庁の約3倍の「その他の協議会」が存在しているにもかかわらず、支庁にある「その他の協議会」に支出している費用の総額について、だれ一人として把握していないという点でございます。
そのようなことになってしまった原因ですが、私は、「その他の協議会」等は、附属機関等の設置及び運営に関する基準の対象ではないためであり、結果として、外部委員の数や予算額すらも把握できない状況に陥っていると考えております。
また、こうした協議会等の中には、年に一度も開催されていない協議会等が72もあることがわかりました。本庁の330の会議体のうち、72もの会議体、つまり、5分の1以上が昨年度は一度も開催されていないことになります。996もの会議体がある各支庁での会議の開催状況は一体どのようになっているのでしょう。
こうした協議会等の中には、意味をなさないものや類似の協議会などもあるのです。本当に全部の協議会に意味があるのか、そういう検証は今まで全くされてきませんでした。
また、道職員による委員の兼務の状況ですが、49もの協議会等の委員を兼任している者を筆頭に、30以上もの協議会等の委員を兼ねている職員が、本庁職員だけでも9人おりました。これらの協議会等の運営には、道職員の労働時間という、道民の目には見えない税金がつぎ込まれていることを忘れてはなりません。
同時に、私は、各部を通じて、本庁にあるすべての附属機関等の運営に必要な費用を計算いたしました。従事する道職員の人工数は、本庁だけで約88人工でございました。道の平成20年度の予算における平均人件費単価で人件費を推計すると、約7億2300万円が支払われている計算になります。
さらに、報酬や旅費を支払う外部委員については、本庁と企業局だけでも約5115人いることがわかりました。こうした外部委員の報酬や旅費など、附属機関等の運営に要する予算は約2億9800万円でございましたので、これを合計すると、附属機関等の運営のために道民が支払っている経費は、本庁分だけでも10億2100万円という膨大な額になります。
私は、附属機関等や「その他の協議会」について、特に、今までチェックをしてこなかった「その他の協議会」については、早急に実態を把握し、見直しを行っていくべきだと考えますが、知事の見解を伺います。
また、このように多くの協議会が存在する結果になってしまった要因は幾つもあるかもしれませんが、私は、道庁組織が時代おくれの縦割り組織で、機能的でないというのが一番の原因であると考えております。
この見直しにあわせて、行革の視点に立って、道庁が機能的な組織となるよう、組織編成を早急に行っていくべきと考えますが、知事の見解を伺います。
道庁を自発的に行革を推進していく組織にするためにはどうしたらよいのか、我々はもちろん、道庁職員一人一人が、ふだんの仕事をもっと真剣に考え、見直すべきものは直ちに見直していくことが何よりも大切でございます。
そのためにも、早急に行革効果が出る組織編成を行っていかなければならないのだということを強く申し添えさせていただき、次の質問に移ります。
新たなエネルギーについてお伺いをいたします。
現在、北海道は、新エネルギーに関していろいろな施策を行っております。
代表的なものはバイオエタノールや木質ペレットなどでございますが、私は、ぜひ、本道では余り議論をされていないメタンハイドレートついて、積極的な施策展開を行っていただきたいと思うわけでございます。
メタンハイドレートとは、別名、燃える氷と呼ばれ、永久凍土や海底にシャーベット状で存在している物質です。この物質に含まれるメタンガスは、燃やしても硫黄酸化物を発生させず、CO2の発生量も少ないことから、石油や石炭よりもクリーンなエネルギー源とされており、国も、石油や天然ガスにかわるエネルギー源として注目をしております。現に、経産省が主導し、2018年度に商業生産までこぎつけることを目標としております。
そこで、まずお伺いしますが、日本の周りには一体どれぐらいのメタンハイドレートが賦存していると想定されているのか、お教えください。
次ですが、国も、日本沿岸に存在しているメタンハイドレートに関して、かなりの関心を持ち、実際に抽出の研究に入っております。
また、北海道においても、独立行政法人産業技術総合研究所北海道センターがメタンハイドレート研究ラボを立ち上げるなどしておりますが、肝心の北海道がメタンハイドレートに無関心である印象をぬぐえません。
2001年度からは、静岡県沖から和歌山県沖の東部南海トラフ海域において、国による試験研究が行われてきましたが、北海道の周りにも多くのメタンハイドレートが賦存しているとされており、東部南海トラフ海域よりも産出しやすいのではないかと主張している学者もいると聞いております。今まで、道としてこの議論を全くしてこなかったことについて、私は不満を持っております。
国の取り組みでありますが、現在の研究はフェーズⅠという段階であり、2001年度から、メタンハイドレートの賦存海域と賦存量の調査、生産技術の検証などの基礎的研究が東部南海トラフ海域で行われてきました。そして、来年度から、フェーズⅡという段階に入ります。これは、メタンハイドレートの商業化に必要な技術的な課題の抽出という、より具体的、かつ、日本近海における実証的な研究なのであります。
さて、フェーズⅠは東部南海トラフ海域における研究でしたが、フェーズⅡへの移行に当たっては、なぜか東部南海トラフ海域で研究を続行するとは明記されておらず、我が国近海のメタンハイドレートを採取する研究を行うとされていたはずです。
同時に、東部南海トラフ海域以外の資源量の評価を行うことが、本年6月に、経産省からメタンハイドレート開発実施検討会に配付された資料に明記されておりました。
そこでお伺いします。
私は、国によるメタンハイドレートの研究がフェーズⅡへ移行するに当たり、北海道として、その研究が北海道沖で行われるように国に働きかけるべきであったと考えておりますが、実際には、道として何も働きかけはしておらず、結果として、また東部南海トラフ海域でフェーズⅡの試験が続行されることになったと考えております。
このことは非常に残念な結果でありますが、フェーズⅡで行われる東部南海トラフ海域以外の資源量の評価がどこの地域で行われるのかが、まだ決定しておりません。
私は、道が、国に対し、北海道沿岸において資源量の調査をしていただけるように、積極的に働きかけをすべきであると考えておりますが、見解をお伺いします。
私は、もしかすると、このメタンハイドレートが、今の北海道のピンチを救う救世主になるかもしれないと考えております。
もちろん、多くの課題があることは十分承知をしておりますが、膨大な資源が北海道の沿岸にあるのだとしたら、道は黙って見過ごしている場合ではないと思っております。
国の計画では、2018年度に商業生産にこぎつけるというのですから、道としても、その時期にはすぐに対応できるような準備をしておく必要があると考えております。
また、メタンハイドレートの産出によって、できるだけ本道にお金が落ちるようにするにはどうすべきかを、今からしっかりと考えておく必要があると思いますが、道の見解を伺います。
最後に、職員公宅について伺います。
私は、2005年の第3回定例会において道職員公宅についての質問をいたしました。その際、道庁は財政立て直しのために本気で頑張っていると道民が思うような取り組みをしなければならないこと、そして、道職員が道民よりも優遇されている部分があるのであれば、是正しなければならないということを申し添えさせていただきました。また、公宅の活用や公宅料についての問題を提起させていただきました。
しかし、道は、適正な対処をしてまいりたいと答弁したにもかかわらず、それから今日までの3年間、財政再建に貢献する観点での公宅料の見直しを、ほとんど全くと言っていいほど行ってきませんでした。
このたび、公営住宅の入居収入基準や家賃算定基礎額等を定めた公営住宅法施行令が改正されたことに伴い、道は、道営住宅の家賃制度を来年の4月1日から見直しするための準備を進めているということをお聞きしました。
この見直しは、実質的に道営住宅の家賃を上昇させるものであり、道民の方々に、より多くの負担を強いることになるものであります。
私は、以前から、道職員は、安いお金で公宅に住んでおり、道民よりも優遇されていると思っているわけですが、今回、道営住宅の家賃だけが値上げされ、道職員の公宅料は何も見直しされないことに強い憤りを覚えております。
財政立て直しのために、多くの道民の皆さんにさまざまな我慢をしてもらっているわけですから、道営住宅の家賃を上げる前に、まずは道職員の公宅料を上げることが筋だと考えております。
道営住宅の家賃が見直しされるという状況にありながら、公宅料の見直しについて道独自の取り組みが何もなされなかったことは非常に残念であり、また、道の対応の仕方が不十分であると申し上げる次第です。
そこでお伺いします。
道営住宅の家賃が見直され、道営住宅と公宅料との格差がますます広がることになりますが、道は、公宅料の見直しについて、今後どのように対処しようと考えているのか、知事及び教育長にお伺いします。
次に、職員公宅の駐車場貸付料についてであります。
道営住宅においては、駐車場使用料も、ことしの6月に改定をされ、値上げされております。しかし、一方で、職員公宅の駐車場貸付料は、札幌市内で3580円と、安い料金のままとなっております。
私が特に問題としたいのは、札幌のすべての地域において貸付料が一律3580円という料金であることなのです。
例えば、円山という札幌の一等地においては、到底、この金額で月決め駐車場を借りられるはずもありません。私は、道民感情を考えるとき、せめて職員公宅の駐車場貸付料を道営住宅並みに一刻も早く改定すべきであると考えます。今後、見直す考えがあるのかどうか、知事及び教育長にお伺いをいたします。
また、職員公宅の駐車場貸付料を道営住宅の駐車場料金と同程度にした場合、どれぐらいの収入増が見込まれるのか、あわせてお伺いをいたします。
以上で私の質問を終わります。(拍手)
知事高橋はるみ
(登壇)小野寺議員の質問にお答えをいたします。
最初に、附属機関等に関し、まず、「その他の協議会」などの見直しについてでありますが、道におきましては、法令や条例に基づき設置している附属機関や、道行政の執行に当たって、有識者などの御意見を聴取するために設置する委員会などのほかに、関係団体の相互の連絡調整を目的とした協議会や、道内部の連絡会議などの合議機関が多数あるところでありますが、これらは、行政内部の連絡調整が主な役割であるため、附属機関等の設置及び運営に関する基準の対象としていなかったところであります。
しかしながら、こうしたものの中には、議員が御指摘のとおり、1年間に一度も会議が開催されていないものや、活動内容が類似しているものなどもありますことから、こうした協議会等の一層の効率的な運営が図られるよう、早急に実態を調査し、統廃合など、必要な見直しを行ってまいります。
次に、組織の見直しについてでありますが、道におきましては、行財政改革のさらなる加速化を図るため、今後、職員数適正化計画の改定内容を踏まえて、民間、市町村との役割分担の見直しや、政策評価結果に基づく類似業務の集約化、業務の減量化、効率化などを柱とする、道組織の見直し方針を今年度中に策定することといたしているところでありますが、組織の見直しに当たっては、議員が御指摘の、行革の視点に立った機能的な組織編成に十分に留意する必要があるものと考えております。
こうしたことから、今後、業務の効率化はもとより、行政サービスの受け手である道民や市町村の利便性を高める観点から、道の各組織の役割をより明確化し、各部等に分散する類似関連業務の集約化を徹底するなど、機動的かつ効率的な行政運営の確保に向け、スピード感を持って、可能なものから見直しに着手するなど、コンパクト道庁の構築に鋭意取り組んでまいる所存であります。
なお、附属機関等の見直しなどにつきましては、担当の部長から答弁をさせていただきます。
次に、メタンハイドレートに関し、まず、今後の道の取り組みについてでありますが、エネルギーの大部分を輸入に依存する我が国にとりまして、メタンハイドレートは有望な国産エネルギー資源となり得る存在であり、商業化が可能となれば、我が国のエネルギー供給に大きく貢献することが期待されている一方で、生産技術の開発が課題となっているところであります。
国におきましては、メタンハイドレート開発計画に基づき、基礎研究を主体とするフェーズⅠ、海洋産出試験などを行うフェーズⅡ、2018年度までの期間に商業的産出のための技術の整備などを行うフェーズⅢの三つの段階を経て、メタンハイドレートの研究開発に取り組むことといたしているところであります。
道といたしましても、メタンハイドレートは将来の天然ガス資源として期待できることから、国の研究開発の動向を注視しつつ、関係機関からの情報収集に努めるほか、道内経済界や道民の関心を高めるとともに、情報の共有化に向けて、北海道天然ガス利用促進協議会などと連携をし、セミナーや勉強会を開催するなどしてまいる考えであります。
なお、メタンハイドレートの賦存状況などにつきましては、担当の部長から答弁をさせていただきます。
最後に、職員公宅に関し、まず、職員公宅の駐車場貸付料についてでありますが、従前は、全道一律1420円としていたものを、平成17年4月の改定で、全道を3区分し、札幌市は3580円、函館市外9市は2410円、その他の市町村は1320円としたところであります。
今回の道営住宅の駐車場使用料の改定は、利用者の受益負担を適正なものとするために行われているところであり、仮に、道職員の公宅の駐車場貸付料について、道営住宅の改定後の額と同程度とした場合は、双方の料金区分や所在地が異なりますが、平成20年7月現在の公宅数8012戸及び独身寮882室のうち、駐車場貸付料を徴収している約5400台を対象に、単純化して試算いたしますと、約7000万円程度の収入が見込まれますことから、この道営住宅における改定の水準も考慮して、職員公宅の駐車場貸付料について、来年度内に、その算定方法について検討し、決定できるよう努力してまいりたいと考えているところであります。
なお、公宅料の見直しなどにつきましては、担当の部長から答弁をさせていただきます。
以上でございます。
総務部長宮地毅
(登壇)附属機関等に関し、まず、附属機関等の見直しについてでありますが、附属機関等につきましては、平成10年3月に、附属機関等の設置及び運営に関する基準を策定し、毎年度、附属機関等の委員構成や会議の開催状況、予算措置の状況の把握を行い、活動が類似している機関の統廃合や会議の公開など、見直しに取り組んできたところでございます。
また、平成19年度からは、この基準の対象としておりませんでした支庁等の出先機関にも適用を拡大し、委員構成の見直しや公募制の導入などに取り組んできているところでございます。
次に、附属機関等の委員への道職員等の就任などについてでありますが、道職員や元道職員が附属機関等の委員となっている事由といたしましては、法令や条例で職指定されている場合や、医師や試験研究機関の研究職員等の専門的知識を有する者として委員に就任する場合などに限定し、基準の厳格な運用に努めてきたところであり、今後とも、適切に対応してまいりたいと考えております。
また、開催状況についてでありますが、平成19年度中に一度も開催されなかった附属機関等は、年度中に審議案件がなかったものや休止中のものなども含め38機関となっております。
最後に、公宅料の見直しについてでありますが、現在、公宅料の算定に当たりましては、国家公務員の宿舎使用料と同様に、公宅の標準的な建設費用の償却費や修繕費、地代等に相当する金額を基礎とし、かつ、居住の条件などを考慮し算定しているところであります。
道では、平成17年4月に、国の宿舎使用料の改定を踏まえまして、算定基準の全般について見直し、2段階で増額をすることとしたところであり、3年間の経過措置の終了した本年度から、改定後の公宅料が完全適用となったところであります。
公宅料につきましては、その設置目的や管理面での相違がありますことから、道営住宅家賃と比較することは難しいものと考えておりますが、今後、より一層、適切な公宅料を設定するよう努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
環境生活部長高井修
(登壇)附属機関の女性委員の登用拡大についてでありますが、男女平等参画社会の実現のためには、行政における政策・方針決定過程にさらに多くの女性が参画し、さまざまな意見を行政に反映していくことが重要であると考えております。
このため、道では、昨年度策定した第2次北海道男女平等参画基本計画におきまして、附属機関の女性委員の登用率を、平成29年度末までに40%とする新たな目標値を設定したところであり、引き続き、女性委員の登用拡大に取り組んでまいります。
以上でございます。
経済部長渡辺健
(登壇)メタンハイドレートに関しまして、初めに、その賦存状況についてでありますが、国におきましては、日本周辺のメタンハイドレートの主な分布域として、静岡県沖から和歌山県沖に広がる東部南海トラフ海域や千島海溝などを挙げており、我が国で地下に集積していると推定される資源の総量は7兆4000億立方メートルと試算しているものと承知しております。
次に、資源量調査に関する国への働きかけについてでありますが、本道周辺には、千島海溝を初め、奥尻沖などに点在する日本海東縁、オホーツク海など、メタンハイドレートの分布が確認された海域がありますことから、道といたしましては、これまで、国に対し、研究開発の促進について要望いたしますとともに、道立工業試験場において、関連する技術につきまして、独立行政法人産業技術総合研究所との共同研究などを実施してきたところでございます。
平成13年に国が策定した、我が国におけるメタンハイドレート開発計画におきましては、来年度以降は、メタンハイドレート賦存有望地点での海洋産出試験などに取り組むこととしており、本年6月に取りまとめられた今後の進め方では、東部南海トラフ海域以外の資源量評価も実施することとされておりますことから、道といたしましても、本道周辺海域において、資源量評価に必要な調査が実施されるよう、国に対し、積極的に働きかけてまいる考えでございます。
以上でございます。
教育長吉田洋一
(登壇)小野寺議員の御質問にお答えいたします。
まず、附属機関等の設置などについてでございますが、道教委におきましては、附属機関及び委員会等の適切な設置及び円滑な運営を図るため、平成10年に、附属機関等の設置及び運営に関する基準を策定したところでございます。
本基準におきまして、附属機関などを新設する場合には、類似または関連する既存の附属機関等の有効活用や一般的な会議の開催等による対応などについて十分検討することとしており、また、設置後におきましては、法令の改廃の動向や事務内容の変化などを的確に把握して、不断に見直しを行い、整理合理化に努めるものとしているところでございます。
この考え方に基づき、本基準を施行した平成10年度以降において、新たに設置した機関は7機関、廃止した機関は1機関あり、現在、28機関となっているところでございます。
次に、委員の任命などについてでございますが、道教委におきましては、委員の任命に当たりましては、ただいま申し上げました附属機関等の設置及び運営に関する基準及び運用方針において、原則として、道職員を任命しないものとしておりますが、特別の事情がある場合は、試験研究機関の研究職員など、専門的な知識、経験などを有する道職員を委員に任命できることとしているところでございます。
道職員等の委員の任命状況について申し上げますと、平成19年度において、道職員が45名、道職員のOBが18名となっておりますが、その事由といたしましては、教育的知見を有する者として就任する場合や、試験研究機関の研究職員等の専門的知見を有する者として就任する場合のほか、関係行政機関の立場で就任する場合や、関係団体からの推薦によるものなどとなっているところであります。
しかしながら、委員の任命につきましては、客観性、公平性を確保する観点から、適切に対応すべきものと考えておりまして、今後、基準の厳格な運用に努めてまいる考えであります。
また、平成19年度において一度も会議が開催されなかった附属機関等は、全28機関中、北海道就学指導委員会の1機関でございますが、この機関につきましては、障害のある児童生徒の就学指導に関し、市町村からの審議の依頼がなかったことから、会議が開催されなかったものでございます。
次に、公宅料の見直しについてでございますが、道教委が管理する職員住宅の公宅料につきましては、これまでも、知事部局が定めた基準に合わせて設定をしているところであります。
公宅料の改定につきましても、知事部局の改定内容に合わせており、今後とも、知事部局と連携を十分に図りながら、適切な公宅料を設定するよう努めてまいります。
最後に、職員公宅の駐車場貸付料についてでございますが、これまでも、道の公宅料の取り扱いと同様に、駐車場の貸付料につきましても、知事部局の改定に合わせて見直しを図ってきたところでございます。
なお、職員公宅の駐車場貸付料を、本年6月に改定されました道営住宅の駐車場使用料と同程度とした場合は、料金区分や所在地が異なり、一概には比較できませんけれども、平成20年7月現在の公宅数6749戸のうち、駐車場貸付料を徴収している約2900台を対象に、単純化して試算いたしますと、約4000万円程度の収入増が見込まれるところでございます。
以上でございます。




