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リンカーンフォーラム北海道?

2009 年 9 月 1 日(火)23:36 | 日記 | No Comments |

 選挙最中に非常に気になったことがありました。それは、「リンカーンフォーラム北海度」という団体が行った、今回の衆院選の立候補者による公開討論会(合同個人演説会)についてです。

 帯広での公開討論会の開催に協力した帯広JCのメンバーから、「帯広JCで今回の衆院選の公開討論会を行うが、実は、コーディネーターを含め、演説会の内容はすべて“リンカーンフォーラム北海道”が決めている」と討論会の10日位前に聞いていましたので、その時点で「リンカーンフォーラム北海道」についての情報を収集し、活動内容を理解しました。その上で、僕は帯広で行われた討論会を実際に見に行ったのですが、「今日のコーディネーターは、明らかに民主党に有利になるように話を進めようとしている。」と強く感じてしまいました。コーディネータは中川昭一さん一人に対してだけ「妙な質問」を用意していたり、公開討論会のルールを自ら無視し、明らかに「公平性」に欠ける進行をしていました。

 公開討論会のコーディネーターだって、どこかの党や候補に投票をするのは当然です。しかし、候補者とあまりに近い関係の方がコーディネーターを努めるのは問題があると思うのです。ちなみに、このコーディネータは、十勝管内の前町長だった方で、リンカーンフォーラムの会員らしいのですが、民主党の石川さんが当選した時に、石川さんの近くで万歳し、大喜びしている姿がしっかりとテレビに映っていました。こんなに偏ったコーディネーターが「公開討論会」を仕切っていたのであれば大問題です。

 このリンカーンフォーラム北海道のHPには、公開討論会を開催する際「当法人がノウハウの提供やコーディネーターの派遣をすることで公平中立性を担保します。」と書いてあるのですが、笑止千万です。あんな公開討論会を行っていながら、よくこんなことを言えるものだなと思います。

 僕は帯広JCの理事長も、北海道地区の会長もやっていましたので、今後「JC」経由でも、あの帯広で行われた「茶番の公開討論会」の顛末をしっかり精査したいと思っています。あんないい加減な公開討論会にJCが加担をしたという事実は、OBとしても絶対に許せないのです。また僕の所には「別の地域の公開討論会では、コーディネーターをやった大学の教授が、民主党の候補だけに再度質問することなどを事前に細かく教えていたらしい」という情報も入っています。この事実確認はまだ出来ていませんので、調べさせていただきます。

 リンカーンフォーラム北海道というNPO法人は、日頃から政治家を厳しく追及・断罪しているようですので、自らの団体も厳しく律しているはずです。もし、これしきの議論から逃げるような団体であれば、政治を偉そうに語る資格なんて端から無いのです。もしかすると話し合って分かり合えるかもしれませんし、僕が事実誤認をしているかもしれないので(その場合は、潔く謝罪します!)、この件に対して反論があれば、僕はいつでもお受けします。

 お互いの主張が違っても、それをぶつけ合い議論をするのは「公開討論会」と同じで、とても大切なことですよね?

追伸 今日は札幌です。衆院選の結果が惨敗だったために、道議会の自民党の議員室は「ため息」ばかりでした・・・。

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