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危機感が伝わっていない現状

2004 年 8 月 18 日(水)23:48 | 日記 | No Comments |

 やりました!柔道女子70キロ級の上野が金メダル!流石に道産子が金メダルをとると嬉しいですね!本当は違うことを日記に書こうと思っていたのですが、全ての原稿をちゃらにしてもこの事を最初に書かなければと思いました。でも今回の日本は凄い勢いで金メダルをとっています。
 もう、仕事のことを考えて夜更かしはしないと心に誓ったのですが、それでもついつい夜中にテレビを見てしまいます。うーん。時差が6時間っていうのが駄目ですね。ちょうどアテネの良い時間が日本での最悪な時間になってしまって、そのために僕は最悪の朝を迎えるという「悪循環」・・・。金メダルをとる場面を見逃して後でニュースで知ったら「後悔する」と思ってしまうのがいけないのですね・・・。でも北海道の人が金メダルをとってくれて本当に嬉しい!多くの夢を道民に与えてくれたわけですし、多くの青少年に勉強とは別の次元で素晴らしい道しるべや教訓を与えているのだと思います。


 さて、今日は一日中道庁と議会にいました。ゴーストタウンのような議会で議員は殆どいませんでしたのでなかなか仕事ははかどりました。(途中、マスコミの方の取材も受けました)道庁の職員の方に色々教えてもらうこともあったので、次回の質問の準備も漠然とではありますが目処がつきそうです。

 で、道の建設部長とも色々とお話をさせて頂いたのですが、驚くべき事を部長はおっしゃっていました。それは「これだけ公共工事が減って(ピークに比べやや半減)いるのに、建設業者は増加している」という事実でした。何故そんなことが起こっているのでしょうか?将来を見据えたら、建設・土木業者の未来は明るいとは決して言えません。今だって苦しい会社は沢山あるのです。

 それでも「建設会社」が増えていると言うことは「会社を立ち上げた人が、どれくらい将来大変な事態に陥るのかを本当の意味で理解していない」ということが大きな理由であるような気がしてなりません。先行きがどんなに大変でも、全ての会社が駄目になるわけではないので、このような時代でも、「新しい会社を立ち上げる」という心意気を持っているのなら問題はないのですが、そうではないような気がするのです。

 「これからどうなっていくのか?」北海道としても情報を公開しながら、今ある建設業に従事している多くの社員が路頭に迷わないように積極的に施策を展開していく必要性を改めて感じました。「道民や企業」は「道庁や議員」が思っているより「危機感」を持っていないのは、北海道の情報が上手に伝わっていないからなのでしょうね。道庁や議員は、「これからの北海道の青写真」をしっかりと描き、道民に提示をしながら、共に「北海道づくり」をしていかなればならないと強く感じました。

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