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北方領土とマスコミと教育

2004 年 4 月 12 日(月)23:48 | 日記 | No Comments |

今日は、北方領土返還運動をしている団体の方々(といっても本当に沢山のしかも、似たような名前の団体が沢山あり、訳がわかりません!全部の団体が「返還」という同じ目的を持っているならこのように国民に解りづらい組織体系を変えなければならないと思います)との意見交換から始まり、参議院・衆議院への更に積極的に運動を押し進めてもらうように要請し、外務省に行き近頃のロシア情勢・北方領土についての対応の調査を行いました。

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北方領土返還運動をしている諸団体との意見交換会の写真です


全体として言えるのは、これでは北方領土の運動は盛り上がらないだろうな・・と言うことでした。衆参両院に行って要請といっても、参加者が用意された原 稿を読んで30分という要請時間はただの「セレモニー」のようでした。もっと、国会議員や官庁も真剣に考えなければ、一生帰ってこないのではと不安になり ました。
領土を不法占領されているという状況に対して、これだけ呑気な国はないのではないでしょうか・・・。(僕は会議で「尖閣諸島で中国人が不法上陸して ニュースになって中国もあの行為を応援するような声明を出した。それなら北海道議会議員の我々が北方領土に勝手に船で行って上陸をして、ニュースにしても らいたい位だ!」という発言をしてしまいました。勿論、本気ではありませんが、それくらいの気構えや本気さが外務省や、国会議員にあっても良いのではない かと思うのです!)

僕は北方領土の返還には「マスコミ」と「教育」が欠かせない重要な役割を担ってくると思うのです。いまのマスコミに関して僕は疑心暗鬼な部分があるので すが、でも、日本のマスコミであるなら日本や日本国民の利益を考えるのは当然であり、その意味からも、北方領土に関してはもっとことある事に騒ぐ必要があ ると思うのです。
国民が興味を持たないから、視聴率が取れないから、報道をしないというのなら、マスコミはただの「娯楽」でしかなくなります。マスコミとは商業ベースだけでは語れない重要な役割を持っているのではないでしょうか?

また、毎日ニュースで流れている「北海道東京事務所」にも行き情報収集をしてきました。(行ったのは6人の議員だけでしたが・・・)。東京事務所には誘拐された方の家族の方が活動の拠点としているので、その建物の前には凄い数の報道陣がいました。

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これが東京事務所の前です。みんなマスコミですが、本当に驚く数でした。
右手に手前の建物が北海道東京事務所です。

北海道としても、色々な情報を収集しながら困っている方にその時々に最も適切な対応をし、手助けをしてあげる必要があると思うのです。(北海道事務所に は、一般の方からひっきりなしに電話がかかってきています。その電話の内容は「誘拐された方の家族の面倒をしっかり見てあげてください」という応援の電話 と「どうして、無茶して戦争をしているところに行った様な奴らの家族の面倒を我々の税金で見なければならないんだ!」といったような非難の電話が半々だと いうことでした。確かに危険なイラクに勝手に行った方々にも責任はあるとは思いますが、そんな議論は無事救出されてからすればよいことで、今は出来るだけ 早く3人を救出をすることが先決なのではないでしょうか?)

一刻も早い解放を願っていますが、未だ出口は見えません。

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