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嘘だらけの報告書!

2009 年 11 月 26 日(木)23:28 | 日記 | No Comments |

 僕が、道職員との意見交換の場で「怒ってしまう」ことは、このブログに何度も書いてきました。そして、僕が怒る場合には、必ず理由があることも書いてきたつもりです。意見交換で痛い目にあった職員は結構な数に登るはずですが、何故その「教訓」を生かさないのか・・・僕は不思議でなりません。

 是非とも、運悪く僕と意見交換をする破目に陥ってしまった道職員の方は、僕が以前に書いた「道議会での質問に対する僕の考え方」というコラム(→リンク)を、是非とも読んで頂きたいのです。これさえ読んでおけば「厳しい意見交換」になってしまう確率を大幅に下げられるはずです。また「厳しい意見交換」をしなくて済むというのは、僕としても大変有難いことなのです。

 さて僕の次回の質問は、来週の火曜日の午後のようです。この質問は本会議場での一般質問ですが、知事に対しては「北海道の医療政策」を、教育長には「インフルエンザ対策と危機管理マニュアルの件」を質そうと考えています。これらの質問は、先日のブログで書いたように「結構ゆるい」追求(?)になるはずです。

 今回は、一般質問後に行われる「決算特別委員会」の場が僕にとっての本番になるでしょう。僕はこの場で担当部署を徹底的に追求します。特に「医療」に関してはかなり厳しい質問になります。(質問の内容については11月24日のブログを参照してください→リンク

 「それは何故なのか」ですが・・・、担当の部署が僕に「嘘だらけの報告書」を提出し、その報告書によって「ある問題」を隠そうとしたばかりか、そのような国と道の軽率な行動によって、この問題がさらに深刻な方向へ進んでしまっているからなのです。

 「日本の医療制度」というものに関して「細部の内容」まで詳しく理解している政治家はかなり少ないはずです。それは「余りにも複雑すぎる」からです。多くの法や通達があり、診療報酬制度等々もちょくちょく変わっています。「診療報酬の点数」などは素人の僕とって未知の世界でした。僕はこの調査中に何度「途方に暮れた」か分かりません。医療制度は本当に「複雑怪奇」でしたし、この制度は「患者の為ではなく、医者や医療機関の為にある」ということも解りました。

 道が一回目にペーパーを提出した7月段階において、僕はその中に「2~3の嘘」があることは分かりました。しかし、僕がこの「問題」の調査を進めていく過程において「それらの嘘」は氷山の一角で、ペーパそのものが「数え切れない嘘で塗り固められている」という事実に直面してしまったのです。そして、何故そのような「ペーパー」を道が僕に出さざるをえなかったのか・・・その理由もやっと理解できたような気がしています。

 ペーパーには「誤魔化そう」と苦心している箇所が多々あるのです。都合の悪い箇所を隠して都合の良い所だけをつなぎ合わせることは当然のように行っていますし、法解釈すら捻じ曲げて自己弁護を繰り返しています。「やってもいないことを、さもやったと思わせる」ような離れ業にも挑戦していました。全くデタラメな記述も多々見受けられます。どうやら、保健福祉部が「自分達にとって都合のよいペーパーを無理やり作った」ようなのです。また、僕が6月26日に行った保健福祉部との質疑を見直してみると、特定の法律名だけを急に盛り込むなどして、部は答弁を「非常に巧妙に作っていた」こともやっと分かりました。

 現在、僕は“怒り”を通り越して“唖然”としている状況です。同時に「本当にこれで大丈夫だと思っているの?」と、僕は部に対して心配し始めているのです。

 次回の議会においては、「道民である患者の立場に立った医療を、道はどのように考えているのか」を、保健福祉部に厳しく問うことになります。保健福祉部の主張にはツジツマの合わない箇所が沢山ありますし、部が「道議会での答弁を軽視した行動を取った」ことは間違いないからです。部が答弁に困る質問もかなりあるはずです。6月の道議会での部の答弁がどうであれです。

 勿論、僕はこの部分の医療制度を完全に理解出来てはいませんので、さらに調査を続けます。予算特別委員会まで、時間がありますので「更に驚くような事実」が出てくるかもしれません。最期の最期まで徹底的に調べ上げます。

 そして「これは道庁だけの問題で終わらないはずだ・・・」と、僕は予想をしているのです。

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