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なぜ小泉首相がロシアに!?

2005 年 5 月 8 日(日)23:01 | 日記 | No Comments |

 今日は東京に来ています。今はホテルですが、風邪気味なもので体調が万全ではありません。

 さて、明日ですが、小泉首相がロシア政府主催の第二次世界大戦の「対独戦勝60周年記念式典」に出席します。不思議なのはこの出席に対して、ほと んど何の意見も出ていないことです。本当に不思議なのですが、僕は何故この式典へ出席しなければならないのか全く理解できないのです。

 この式典は、簡単に言うと「ソ連が世界を破滅から救った二十世紀で最も重要な日」を祝おうという日で、ソ連という国はナチスドイツをやっつけて世界を救った偉大な国である」ということを誇示するために行うのです。

 僕は何故、この式典に日本の首相が参加をしなければならないのか理解に苦しむのです。日本は、戦後、ソ連にひどい目に遭わされました。なぜ「ソ連 が偉大な国だった」などというお祭りに「日本共産党」ではなく日本の首相が出席をするのでしょう?終戦後、ソ連に抑留され不当な扱いを受け亡くなられた日 本人も沢山いるのです。

 第一、ロシアと日本の間には「平和条約」が締結されていません。それはロシアが不当に日本固有の「北方領土」を不法占領し続けているからに他なり ません。まだ、ロシアと日本の間には解決しなければならない大きな問題があり、そのような状況で何故「ロシア」の式典に出かけて行けるのでしょう?これは 首相だけの判断では無いと思います。日本政府としての「外交センスのなさ」にびっくりしてるのは僕だけなのでしょうか?

 戦後、ソ連に併合され、迫害された国(バルト三国)のうち2つの国は、式典への参列拒否しました。残る1つの国も「一度だけで良いのでロシアにそ の当時の謝罪」を求め出席を決定しました。その他、戦後のソ連の行動に異論を持っている国で欠席を表明している国があるのです。酷い目に遭った国、ソ連の 行動を快く思っていなかった国々が、この式典に対して「嫌悪感」を示すのは当然でしょう。それなのに、何故北方領土を不法占領されている我が国が日本は何 ら意思表示をしないどころか、のこのこと「対独戦勝60周年記念式典」に出席しなければならないのでしょう?。

 さらに不思議なのは、このことに関して誰も「文句」を言わないことです。ほかの政治家はどう考えているのでしょう?政治評論家は?マスコミは?色 々なニュースを見てもこの件に関して「おかしい」といっているのを見たことがありません。おかしいと思っているのは僕だけなのでしょうか???

追伸 東京のコンビニで買い物をしました。普通はレシートはもらわないのですが、今回はレシートをもらってしまいました。それは、会計がきれいな数 字だったからです。折角だからお釣りが出ないようにきっちり小銭で払いました。良いことがあるかもって思いましたが何もありませんでした・・・。どうでも 良い話ですいません・・・。

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支払合計が「777」!!!

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