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「健全な道財政」にするために

2004 年 8 月 2 日(月)23:59 | 日記 | No Comments |

 今日、札幌に出てきました!議会の一期生の有志での「勉強会」がありました。

 今日の勉強会ですが「地方財政研究会」という会でした。内容は、現在の北海道財政が、いかに大変な事になっているのかという認識をしっかり持つために、財政の勉強をしました。

 内容については、既にこの日記に書いてありますが(6月2日の日記をはじめ、いくつかの日記に書いています!日記のページのサイト内検索で結構出てくると思います!携帯電話で見られている方は検索が出来ませんのでご了承下さい!)、その内容の通りの勉強会でした。

 「北海道の財政立て直しプラン」についての説明で、(この件は前回の本会議の一般質問でも既にしていますし・・・)道職員から説明されたことは全て勉強済みであり、復習のような感じでしたが、勉強にはなりました。(この「財政立て直しプラン」に関しては若干疑問と不満を持っているので、次回の本会議に質問をするかもしれません)


 この会議で僕が一番面白いと思ったのは、一期生の反応でした。「何でこんなに大変な事になるまで、有効な手を打っていなかったのか?」という空気が勉強会の会場を支配していたような気がします。(それは当然のことで、一期生はこの危機的状況に非常にショックを受けています。)

 何故そうなってしまったのか?僕は赤字に転落してしまうように舵取りをしてきた当時の知事(横道・堀知事)の責任も本当に大きいと思っています。このことは、その知事を選挙で選んでしまった道民にも責任はあるということです!道民の皆さんは選挙に無関心になっていますが、その間に、北海道は皆さん一人あたり「100万円!!!」の借金をしてしまったのです。皆さんは「お役所の借金はお役所がなんとかしてくれる!」と思っていませんか?とんでもありません!!!
 これは我々が返していかなければならない借金なのです。除雪が少なくても文句は言えませんし、道路や橋がぼろぼろでも文句は言えません。学校がボロになっても文句を言えませんし、驚くほど多くのことをやって初めて借金を返すことが出来るのですが、そのうちの一つを例にとっても、これだけ道民の皆さんにとっては「不満に思うかもしれない将来」が待っているのです!今までと同じサービスは受けられないのは確かなことをしっかりと認識して貰いたいと思っています。

 僕も僭越ではあるかもしれませんが、この危機的状況を前にして、先輩議員ものんきであるような気がしますし(海外視察に今年の夏も、一人約100万円税金を使い40人以上議員が行くはずですし、議員の給与だって、何だって、なりふり構わず「議員自ら」が「経費の削減しなければいけないのでは?」と僕は思っています。僕は自分だけスタンドプレーをするつもりもありません。でもこれが普通の道民の皆さんの感覚ではないかと思うのです!)

 議員も道職員も倒産寸前の会社にいるのと同じであること、道民の為に働いているのだから、道民のために一日でも早く「健全な道財政」にするために、本当に真剣に取り組まなければと改めて強く思いました。

追伸 夜は一期生で懇親会を行いました。その時の写真もアップしようと思ったのですが、他の一期生がプライベートの顔(真っ赤な顔をして飲んでいる姿)をアップして良いものかどうか悩みまして、今回は載せないことにしました!(笑)

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あまり、見ることが出来ない場面ですので写真を載せました。

今日の勉強会の写真です。議会の大会議室で行いました!

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