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帯広市長候補の選考委員会について

2010 年 1 月 18 日(月)23:59 | 日記 | 2 Comments |

 今日も、『十勝毎日新聞』には「自民党の市長候補選考」に関する記事がありましたが、その中に“僕としては納得できない記述”がありました。

 僕は先日のブログにおいても“勝毎の記事”に関することを書きましたが(当該ブログへ→リンク)、今日の記事を読んで「今日は“自分の本心”を書かなければならないな・・・」と思いました。

 その今日の記事には「自民党帯広支部の陣営が“石川代議士の逮捕により完全に風向きが変わった”と勢いづいている」と書かれてありましたが、記事における「陣営」とは帯広支部の“どこの部分”なのかを、是非お伺いしたいのです。僕は支部の幹事長ですが「我々は勢いづいている」と感じたことなど一度もありません。一体“どの陣営”がそんな頓珍漢なことを言っているのでしょう。

 “このブログ”で何度も書いてきましたが、僕は「有権者の方々の自民党に対する失望は“石川代議士の逮捕によって我々に追い風が吹く”というような甘いものでは無い」と強く感じており、「自民党は謙虚に反省し、有権者の方々に真剣に活動をしている姿を見てもらい、もう一度チャンスを頂くという位の姿勢が必要だ」と思っているのです。

 ちなみに、本日開催された“帯広市長候補選考委員会”の全メンバーも「自民党にとって非常に厳しい状況が続いており、今回の事件を気にしているような余裕は無い」という認識を持っておりました。実際に今日の会議の中でも「厳しい」と言う意見は沢山でましたが、「追い風が吹いてきた」というような楽観的な意見は一つもありませんでした。

 しかし、多分あの記事を読んだ方々は「自民党は“相手の敵失”だけで、自分達に追い風が吹くと本気で思っているのか。であれば反省が足りない」と感じたはずであり、それは僕として非常に悔しいことなのです。

 僕は「十勝毎日新聞」に喧嘩を売るつもりなど毛頭ありませんが、最低でも“自民党”に関する記事を書く場合は“ごく一部の議員や役員”では無く“自民党という組織”に対してきちんと取材をするのが筋であると思うのですが、どうなのでしょう。マスコミという世界において、この僕の考え方はおかしいのでしょうか。

 さて、ここからやっと本題に入ります。

 今日、ついに第一回目の「帯広市長候補選考委員会」を開催しました。地元の自民党としては“初の試み”であり、今後の“紆余曲折”も予想されます。しかし、我々は民間や農業分野における若手の意見や、女性の方々の感性、帯広以外の十勝に住む方々の想いを真剣に受け止め、しっかりと議論を尽くし「自民党として応援するベストの候補者」を選考したいのです。

 「所詮は出来レースなんじゃないのか」とった“外野の声”も僕の所にも届いております。しかし、僕には“そのような旧泰然とした手法”で候補者を選ぶつもりは更々ないのです。我々に寄せられた“市長候補者として推薦された方々”の中から「帯広市長として一番相応しい方をしっかりと選ぶ」ということが、我々の至上命題なのです。

 今日の会議においても、僕は“本音”で話をさせて頂きましたので、少なくとも「僕の考え方」は“他の委員の方々”には伝わったはずです。

 これからも、さらに大変な日々が続きそうですが、頑張りますよ!!!

【追伸】
 ちなみのに、僕は十勝の4名の道議会議員の中で「唯一の委員」です。巷では「僕の次期帯広市長選に関する噂」がまことしやかに流れていたようですが、僕はこの委員の就任を早い段階で受諾していました。このことは“それらの噂が嘘であった”という証明になるはずです。それは、候補選考委員会の委員が候補になれるはずが無いからです。
 そもそも、僕のように“敵を作りながら活動を続けるようなタイプの議員”は決して「首長向き」ではなく、そのことは自分自身が一番良く分かっているのです。