唖然としてしまいました!
いやはやびっくりしました!
僕は今日、「北海道(開発)局の整理統合に対する反対する緊急総決起大会」に参加をし、来賓の挨拶をしたのですが、遅れて登場した鈴木宗男代議士の挨拶には本当に驚き呆れ果ててしまいました。
それは、鈴木氏が来賓挨拶の途中でとんでもないことを言い出したのです。それを要約すると、以下こんな感じです・・・。
「さて、皆さん!これだけは忘れないで下さい。ここに自民党の道議会議員が3名出席していますが、良くもまあここに来て“開発局の整理統合に反対”なんて言えたものだと思うのです。〇〇さん、××さん、小野寺さん、この3名の自民党の道議会議員が今日参加をしていますが、自民党のせいで北海道開発予算が減らされ続けたことを是非忘れないで頂きたい。小泉内閣の時代からどんどん開発予算が削減され続けてきたのです。つまり、自民党の議員のせいで北海道の開発が遅れているのです!」
・・・といった感じでしょうか。僕は余りの発言にびっくりしてしまいました。
僕は逆にみなさんにお聞きしたいことがあるのです。確かに小泉内閣以来、北海道予算は減少しているのは事実です。それは僕も残念だと思っています。しかし、そもそも「予算を削らなければならなかったのは何故か・・・」ということです。その一つの原因は「国の借金が膨れ上がり今まで以上に歳出を抑える必要があったから」ではないでしょうか。であるなら、この借金を作ってしまった時に政権与党にいた国会議員は一体誰で、その方に責任は無いのでしょうか。
僕からしてみると鈴木代議士から文句を言われる筋合いはさらさら無く、逆に僕は「何故これだけの借金を作ってしまったのか。今の子供達に対して責任は感じないのか。」と、あの当時の国会議員を追求したい位の気持ちなのです。
本当なら席を立ち上がって「自分に都合の良い事を言うな。卑怯だろ!」と言いたかったのですが(実際、椅子からお尻が2cmくらい浮きましたが・・・笑)、ぐっとこらえました。それは「この問題の解決の為には党派を超えて力を合わせる必要がある!」と、僕は信じているからです。
しかし、今日は“場の雰囲気をぶち壊しにするレベルの低い的外れな批判”に、僕は心底ゲンナリしてしまいました。以前、僕は「政治家の発言の重みとは・・・」というブログを書きましたが(→リンク)今日は更にその思いが強くなってしまいました。