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議員定数について!

2010 年 6 月 5 日(土)23:48 | 日記 | 2 Comments |

 最近、ブログが長すぎるようですね・・・(汗)「最近、ブログが長い!」というご指摘を複数頂いてしまいました。今まで、何回も「日記の文章を短くしなければ」とこのブログで決意表明をしてきましたが、これが僕にとっては”至難の業” なのです。

 しかし、出来るだけ解りやすく短いブログを書くという努力が必要ですよね。僕は長いスピーチが嫌いなので、今後文章も短くする努力をします。

 さて、今日は「議員定数」について簡単に書きます(笑)!

 皆さんは「地方議員の数は多い」と考えているはずです。それはどうしてなのでしょう。マスコミが騒いでいるからですか。それとも、働いていない議員がいるからですか。

 しかし、良く考えてください。自治体の職員の数と議員数の比率はどうでしょうか?議員を減らすより多すぎる職員を減らした方がどれだけ無駄を省けるのでしょう。ちなみに、北海道では「議員一人に対し、職員は700人以上いる」という計算になります。これで議員が行政をきちんとチェック出来るのでしょうか。また、議員一人減らすより、700人の中で働いていない職員の方に辞めて頂いたほうがどれほど「税金の無駄」をカットできるでしょう。

 皆さんが、今お住まいの自治体に「何の不満も無い」のであれば、議員を減らして当然でしょう。しかし、皆さんが「自分の地域には多くの問題がある」と感じているのであれば、“議員数”を減らそうと考えるのはおかしな話なのではないでしょうか。もし、議員の数を減らせば、今の問題が解決しないばかりか、逆に問題が増えていくかもしれないのです。

 そもそも、「仕事をしていない議員が多いから議員を減らせ」と主張をしている方々に「自分たちが仕事をしていない議員を選んでいる」という反省と認識があるのでしょうか。もしその認識があるのであれば「ちゃんとした議員を選ぶ」という選択肢もあると思うのです。

 また、今の日本において、「議員の削減は当たり前」という風潮になっていますが、その風圧に押され、何も考えずに“自分の議会の定数”を減らすことに一所懸命な議員を見ていると、僕は本当に悲しくなるのです。それは「自分たちはちゃんと働いていません」と自らが認めてしまってるのと一緒だからです。

 日本は「地方分権・地域主権」に向けて進んでいるはずですが、そうであればこの時期に「地方議員の数を減らす」というのは、地方に住む住民にとって“非常に危険で、先見性の無い選択”なのかもしれません。

【追伸】
今日の帯広は久しぶりに気温が上がりました。やはり、十勝には「とかち晴れ」が似合います。

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