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僕は事件物の質問が好き(後)?

2010 年 6 月 4 日(金)23:55 | 日記 | No Comments |

 昨日のブログの続きです・・・。

 ただ、僕としては「今までのような質問はしたくない」というのが“本音”なのです。

 僕は、政治家になるまで「青年会議所」という公益法人に所属をしていましたが、そこでは毎日「将来における地域の夢」を語っていましたし、その実現の為に実際に動いていました。僕はその団体の北海道の会長もやりましたので、全道の仲間と「北海道の未来像」について熱い議論をしていたのをはっきりと覚えています。また、当時の全道各地の2400人の会員は、今でもそれぞれの地域の“街づくり”に何らかの関与をしているはずです。

 僕は、常に「道における夢のある政策についての質問」や「財政の質問」をしたいと考えているのですが、その一方で、今の道庁や道議会を見ていると「そんな本質的な議論が出来る状況には無い」と感じてしまうのも、僕が政策や財政の質問をしない理由の一つになっているのです。

 未だに、“道庁という縦割りの組織”はおかしな既得権を守ることに必死で、変化を頑なに拒み、問題があっても煙に巻こうとしているのです。

 僕は、近い将来倒産するかもしれない状態であるにも拘らず、こんな意識しか持てない組織に対して「未来への明るい政策」のような質問をする気にはなれず、逆に「職員の意識改革が最優先課題だ」と考えてしまうのです。

 また、実際に“北海道の全政策”を見渡しても、僕は「これらの政策についてどんな議論をすれば良いの?」と思ってしまい、道職員とのヒヤリングの際も“意味不明な政策”や“議論の必要性を感じない政策”、はたまた“矛盾だらけの政策”が並んでいる書類を見せられ続けて、正直“げんなり”しているのです。

 さらに、それらの政策を見ていても、僕には「北海道は長期的にどこに向かおうとしているのか」が全く見えて来ないのですが、道議会においても「北海道の将来像についての中・長期的な政策を策定する」という議論をもっと活発にすべきだと思っているのです。

 このような状況の中、たかが2期生の一議員の僕が“何の財源の裏づけも無いままに大風呂敷をひろげたような政策の質問”をしても、「無駄な質問になる可能性が高い」と諦めたような気持ちにもなっており、悲しいことにそれが現実なのです。

 しかし“そもそもの問題点”は、やはり「質疑をしたいと思える政策」や「ワクワクするような政策」が、道から全く出されていないという点に尽きるですが・・・。

 僕は次回の定例会で「北海道の目玉政策であるはずの〇〇政策がおかしなことになっている」という質問を予定しているのですが、僕からこんな指摘をされないような、「もっと前向きな議論が出来る政策」を知事部局には作って欲しいと願っているのです。

追伸
今日は、僕の後援会のうさぎの会のボーリング大会がありました。明日、自分の腕が上がるか心配ですが(笑)、非常に楽しい時間を過ごす事ができました!

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