昭一さんのご自宅に行ってきました。
今日は、昭一さんのご自宅に行き、ご遺体と会うことが出来ました。どこか「ほっ」としたような感じの、本当に安らかなお顔でした。
僕は昭一さんに「本当にお疲れ様でした。そして本当にお世話になりました。」と伝えました。
ご自宅では、政府の要人は勿論、海外の要人も弔問に来ていましたし、天皇家からお花も届いていたのにはびっくりしてしまいました。
僕がご自宅に着いてすぐに、今回の衆院選にわざわざ十勝まで応援に来てくださった改革クラブ代表の渡辺秀央参議院議員もおいでになったのですが、その渡辺さんは僕に色々と話をお聞かせて下さいました。
渡辺参議は「中川昭一という政治家は、信念がぶれなかった。政治家としてこれが一番難しい。信念なんてないんじゃないかと思う議員が沢山いる中で、本当に政治家の模範であった」と言った後、すぐに「民主党が大勝利をした。これから我々は『保守政治』をもう一度復活させなければならない。国会議員の中で『保守』という理念を一番理解し、相手側とも理論的に議論できたのは、中川先生しかいないんですよ」とおっしゃいました。
僕はこの言葉を理解できませんでした。それは「賛同できない」という意味ではなく、「保守という理念を理解することは、それほど難しいことなのだ」と考えたことが一度もなかったからです。
今、自民党は「保守政治の復活」を声高に唱えていますが、僕はこの「保守」という概念を今一度勉強しなければならないようです。
今日は、あまりに精神的に疲れましたので、この辺で・・・・。
追伸 非常に大きな台風が東京に接近しています。明後日の通夜には参列をしたいと思っていますが、もし金曜日に北海道に帰れないことになると大変なことになるのです。金曜日は道議会の最終日で、重要な案件の採決があるのです。石井議長も入院をされており、与党と野党の票がギリギリの状態なのです。もしかすると、通夜に参列できない可能性も出て来ました。どうしても出たいですが、こういう場合昭一さんなら「当然、道議会に行ってください。」って僕に言うんでしょうね・・・。