ただいまホームページ移行準備中です。

こちらのホームページは2015年5月29日までのものです。

非常識とも思える教職員への処分。

2008 年 5 月 28 日(水)22:10 | 日記 | No Comments |

教職員の処分について

 本日、某道立学校において児童に体罰を与えた教員の処分が発表されました。当該教員が生徒に体罰を与えたのは昨年だったのですが、処分に10ヶ月もかかってしまいました。これほど時間がかかってしまったのには、呆れ果てる理由があるのです。

 その理由ですが・・・


・・・・保護者の前で児童に体罰を与えたこの教員に対し、複数の保護者が今回の体罰の件とは別に「セクハラもされた」と訴え出て、その事実確認に時間がかかったからなのです。

 で、その教員に対する処分ですが「停職3ヶ月」。この処分の軽さに、僕は呆れて何も言えません。体罰教師を調べたら、保護者からセクハラを受けていたと学校に苦情が寄せられたのです。複数の保護者が被害を受け、その目撃者までいるのですが、この教員は一貫して「セクハラは事実無根だ」として、一貫して否定をしていたそうです。

 複数の被害者と目撃者もいるのに、教員が「事実無根」だと全面否定をしたら、それは処分の対象とならないのだとしたら、何のために長い時間をかけて道教委の教職員課が「処分」について議論をしてきたのかと思ってしまうのです。こんな前例を作って良いとはとても思えません。

 そして、これだけのことを起こしている教員に対して「指導力不足」という理由での処分はピンとはずれもいいところです。「指導力不足」などではなく「教員の資質がない」もしくは「社会人として問題がある」として処分をすべきなのではないでしょうか。

 何故、北海道教育委員会は教員の対して異常に甘いのでしょう。ちなみに、この教員は昨年の12月に「勤勉手当」を満額で受け取っている事実を僕は知っています。処分を待っている先生に「勤勉手当」を払う道教委の非常識さが、この処分の甘さにつながっていると僕は強く思うのです。

 道教委の常識と一般社会の常識とではこれほどのずれがあります。僕は怒りすら覚えますがこれを読んでいる皆さんは如何でしょうか。この問題は、今後とも議員として追い続けなくてはならない問題だと考えています。

  

 

コメント投稿