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行政も「スピード」という概念を

2004 年 5 月 31 日(月)23:48 | 日記 | No Comments |

 今日も一日、分刻みで動きました。明け方の3時20分に帯広に到着してから一日が始まったのです。

 さて、朝一から後援会の会議を開き、その後は会議ばかりの一日でした。正式名称では良く実態がわからないので解りやすく会の名前を変えますが「十勝に新規大学を創ろうとする会」「十勝(大樹)を宇宙への基地にする会」「十勝に道立屋内スピードスケート場を誘致する会」等々、会議が続きました。
 これらの会議は殆ど同じメンバーで(市長や町村会、国・道の議員や各種団体の長といったメンバーです)半日以上つぶれるのですが、本当にこの会議は必要だろうかという会議もあるのです。例えば「大学」ですが、この十勝に大学が本当に今、必要なのでしょうか?
 市民は「無いよりはあった方が良い」でしょうが、どうしても必要だとは思っていないと思うのです。素晴らしい教授が集まり国でもトップクラスの優秀な(またはユニークな)大学が仮に出来るのならそれは議論の余地はあるかも知れませんが、実際問題としては非常に難しいように思うのです。(学生の数も大幅に減っていますし、定員割れの大学が続出しています。国立大学でさえ生き残りをかけて合併をしています。そのような中で生徒が集まる「人気のある大学」が作れる見込みやビジョンがないのなら、無駄な会議を繰り返し「ポーズだけをとる」ことは如何なものかと思ってしまいます。


 この職業になって、無駄な会議というか、実のない会議が多いと感じます。一度ぶち挙げた構想を「やめる」というにはやはり抵抗があるからか、なかなかやめませんが、一般の企業ならある程度早い段階で「続けるかやめるか」を決定すると思うのです。「過去のメンツ」より「企業としての生き残り」を考えたら当然でありますし、これからは行政も「スピード」という概念をもっと大切に考える必要があると思うのです。今日行った会議は全て「この十勝に住む人のためになるか否か」という視点で会議体が存在するべきで、その視点で考えると早い時期で結論を出すものは出し、別の議論を進めた方が十勝の人のためになると僕は思います。今日の全ての会議内容を否定するわけではありませんが、見直しをかける必要は感じました。

 その会議後、帯広市議団との会議を行い、PTAの方との意見交換を行い、そのまま札幌行きのJRに飛び乗りました!明日は、一日中、札幌で会議です!!

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