ただいまホームページ移行準備中です。

こちらのホームページは2015年5月29日までのものです。

自民党再起に向けた・・・?

2009 年 9 月 8 日(火)23:16 | 日記 | 2 Comments |

 「自民党再起に向けた提言決議」というファックスが、自民党道連から送られてきました。これは、自民党全国幹事長会議で提言としてまとめられたものらしいのですが、見てがっかりしました。まだ自民党のお偉いさんは、問題の本質がわかっていないようです。僕にはこの提言決議なるものが、党を再起させるためのものとはとても思えないのです。

 国民は、今回の衆院選で自民党を見限ったのです。しかし今の自民党では、民主党政権によって国政が混乱した場合に「ほーら、やっぱり民主党は駄目だったでしょ?やっぱり自民党でしょ?」と胸を張って威張りそうだと感じるのは僕だけなのでしょうか。僕は、国民があまりにも自民党に怒った結果として、不安に感じても民主党を選ばざるを得なかったのであれば、「民主党による国政の混乱も自民党の責任である」と思うくらいの謙虚さと反省が必要だと思っています。それくらいのスタンスで自民党は自分達の何が駄目で何を反省すべきなのか、しっかり考え直す必要があります。

 そこで、送られてきたファックスに話を戻しますが、自民党が「再起の為に何をすべきか」すら、解っていないように感じてしまうのです。

 「組織の内部で足を引っ張り合うことは止めよう」とか「メディアには公正な報道を頼もう」とか「解りやすいキャッチフレーズやマニフェストを作ろう」とか、そのようなレベルの提言が「決議」に入っていること自体、情けないと思うのです。こんなことで、本当に自民党は「再起」できるのでしょうか・・・。

 はっきり言うと、今の自民党には「日本をどんな国にしていくのか」というビジョンが全く無いのです。そのしっかりとした柱が無い中で、枝葉(政策)だけが適当に伸びている状況なのです。何故、この根幹部分に対しての提言がないのでしょう。また、国民は何に怒り、その原因はどこにあり、それを解決する為に自民党は何をすべきなのか、例えば、自民党の古い体質からの脱却、官僚主導の政治からの決別、地方分権といった「もっと大きな提言」を盛り込んで欲しかったので、僕は残念でなりません。

 ちなみに、この提言には「党の政策や選挙戦略について、決定された施策方針に関しては、部外での批判や中傷行為を慎むこと」という、自民党再起と何の関係があるのか良くわからない文章もありますが、僕のこのブログはこの批判・中傷にあたるのでしょうか・・・。

20090908

(写真) ちょっと見づらいのですが、検索サーバーのYAHOOには、検索の多いキーワードを自動的に表示してくれるサービスがあるのですが、「小野寺」とだけ入力しても、ついに「小野寺まさる」と、僕の名前が表示されるようになりました!ちょっと、嬉しかったので・・・(笑)

コメント

  1. karasu より:

    本当に自分の首がしまるか、命が危うくならない限り、お偉いさんは気づかないようですね。
    どこの世界でも一緒でしょうか!

    しかしながら、日本の将来を考えるに、自民党には、これからこそ頑張っていただかなければならないと思っています。
    野党だ!与党だ!の前に、政治家としてそれぞれがやるべきことをやりさえすれば、きっと明るい未来があるはずです。

    其の急先鋒となるべく、頑張っていただきたいと陰ながら応援しています。

    ※検索サーバー良かったですね!私も、自分のところの名前が載っていると、嬉しくなります!(笑)

  2. 小野寺 まさる より:

    karasuさん

     コメントありがとうございます。勇気が出るコメントでした。
     でも、karasuさんがおっしゃるように、野党・与党に関係なく、やるべきことをしっかりやるひつようがありますよね。例えば年金問題一つとっても、制度設計を行い実際に軌道に乗せるまでに何年(何十年)もかかるのですから、与野党が連携をしなければならないのに、それすらもしっかりやっていませんよね。
     あっ、karasuさんのところはYAHOOとかに自動的に名前が出るのですか?ネットの世界では大先輩なのですね・・・。

コメント投稿