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自分でマスコミからの情報を判断する時代!

2008 年 4 月 13 日(日)23:13 | 日記 | No Comments |

 今、世の中は情報が氾濫しています。それらの情報は全てが正しいとは限りません。勿論マスコミからの情報も例外ではありません。氾濫する情報が正しいのかそうでないのか、自分で判断しなければならない時代が来たと僕は思っています。

 僕が小学生・中学生の頃、「ニュースは一方的な報道をしてはいけない。常に中立的な立場で報道するのがテレビや新聞の正しい姿勢だ」と教えられました。これは今でもはっきり覚えています。

 ですので、ある時テレビで「久米宏」というキャスターが、自分の意見を一方的かつ断定的に主張する報道番組を見て、衝撃を覚えた事をしっかりと覚えています。

 マスコミが自社の意見や考え方を伝えることが出来る場所は「社説」か「コラム」ぐらいしかないと考えられていた時代は遥か昔のことで、今はマスコミ毎にその考え方や主張に大きな隔たりがあります。我々はマスコミの報道を鵜呑みにしてしまう傾向がありますが、今のようにそれぞれの新聞社やテレビ局の主張が右と左に大きく離れている場合には、どちらが正しい考えなのかをしっかりと見極める必要があるのです。

 例えば、昨日(土曜日)の各社新聞に、反戦ビラを自衛隊官舎に入って配ったことが裁判で「違法」とされ、有罪となった判決が出ていましたが、この判決に対する各社の考え方を比較するだけでもそのばらつきがよく分かると思います。

 ちなみに、某新聞の社説では「自由な言論を萎縮させるのでは。そんな懸念を抱かせる最高裁の判決だ」などと言っています。でも、自衛隊官舎にばら撒かれたビラには「殺すのも殺されるのも自衛官だ」などと書かれていたのです。関係者以外の人が官舎内に入ってビラを配ることを禁止するという張り紙もあったのですが、それを無視して配られたビラを読んでしまい、自衛官や家族の方はショックを受けたり、嫌な思いをしたでしょう。僕は、何でもかんでも「自由な言論」が許されるはずはないと思っています。皆さんはどう思いますか。
 
 他の新聞も色々な社説を出すと思いますが、僕と同じような道新とは正反対の社説が出ると思います。今のマスコミは主張や価値観はバラバラなのです。政治家になってそれが本当に良くわかりました。僕は、なんの疑いも無く、一方的にマスコミの主張を信じることは危険だと思っています。

写真 土曜日のブログで、「エコバック」について書きましたが、家にはたくさんのエコバックがあります。これは一部で、ドイツのものです。

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