ただいまホームページ移行準備中です。

こちらのホームページは2015年5月29日までのものです。

石川代議士の件について

2010 年 2 月 15 日(月)23:55 | 日記 | 2 Comments |

 僕の住む十勝は「北海道第11選挙区」ですが、住人の僕から見ても「波乱続き」の選挙区です。事実、昨年の初めからマスコミは11選挙区関連の報道をづっと続けてきました。そして、現在は石川代議士の逮捕・保釈で揺れに入れています。

 しかし、僕はこの件についてのブログは一切書いてきませんでした。だからでしょうか。多くの方から「石川代議士の行った違法行為どのように考えるか」ですとか「今回の石川代議士の身の処し方はどうなのか」といったメールを沢山頂いているのです。

 そこで、今日はこの件に関する僕の考え方を書きます。

 まず、僕は「政治家の出処進退は政治家自らが決めるものだ」と考えているのです。政治家が政治家でいられるのは、多くの有権者から投票をしてもらった結果です。であるならば、その政治家に対して「けしからん!」と叱れるのは、その地域の有権者であり、僕は「自分のような“他党の政治家”では無い」と思っているのです。それが、石川代議士の一連の騒動に関して僕がブログを書いてこなかった理由です。

 また、僕は「政治家はその有権者の声を真摯に聞き、自分の身の処し方を決めるべきだ」と考えています。今回、石川代議士が「離党をし代議士のままで仕事をする」と判断したことに対し、とやかくいう権利は僕には無いと思っています。ただ、石川代議士が、離党についての明言を避け「議員辞職はしない」と記者会見をしたにもかかわらず、次の日には東京で「離党」を決めてたことに関し、僕は「石川代議士が本当に地元の有権者の声を聞いた上で“自身の身の処し方”を決めたのか」という点に疑義を持たざるを得ないのです。

 今後、石川代議士は「離党をしながらでも実績を残し、自分が代議士であり続けたことが十勝の為になった」ということを証明しなくてはなりません。僕は至難の業だと思っています。今回の代議士の判断は有権者がジャッジするでしょうが、僕は「政治家は常に自分の原点を見つめ、自らが自らを厳しくジャッジする勇気も必要だ」と考えています。

 しかし、この北海道第11選挙区はこれからどのようになっていくのでしょう。「中川 VS 鈴木の骨肉の争い」と騒がれてから四半世紀が経過しましたが、今後も「マスコミで面白おかしく騒がれるような状況が続くのは住民にとっても悲劇だ」と僕は思っています。

 僕は一刻も早くこの北海道第11選挙区が“普通の選挙区”になることを願わずにはおれません。

【追伸】
 最近の僕は完璧に寝不足が続いています。質問を作成する為に“目を通さなければならない書類”の余りの量に閉口しています。最近、僕の帯広事務所の電気は夜中の3時くらいまでは平気でついているはずです。事務所は図書館近くの目立つ場所にあるので、もし夜中に近くを通った時、部屋の電気がついていたら「あー悪戦苦闘しているんだな」と思ってください・・・(笑)。

コメント

  1. より:

    政党はどうあれ、北海道11区選出の衆議院は現在石川衆議院ただ一人です。
    純粋な気持ちとして、衆議院である以上は、今回の汚名を返上すべく死にものぐるいで、十勝のために働いてもらいたいです。
    中途半端な気持ちでいるのならば、今すぐバッジを外すべきだと思います。

  2. 小野寺 まさる より:

    竜さんへ

    確かに「11選挙区の衆議院議員」は石川代議士であり、選挙で選ばれたのですから僕もこの点に関しては文句を言うものでありません。

    しかし、11選挙区の代表であるのなら、もっと「十勝」のことを考えるべきだと思うのです。

    「十勝に住む人の為に、日本の為に働く」というのが代議士に絶対必要な条件なのです。もし「十勝のプラスにならない」と思うのであれば、絶対に代議士になるべきではないのです。

    今の十勝は「そのうち・・・」なんて悠長なことを言っている場合ではないのです!

コメント投稿