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海外視察!

2006 年 8 月 8 日(火)15:04 | 日記 | No Comments |

 僕はこの日記で何回か「海外視察」について書いています。「海外視察」は政治家が政策を勉強する上で、僕は「無駄」ではないと思っています。


 しかし、政治家は税金を使って海外視察に行くのですから、気合を入れて勉強に行かなければならないのは当然ですが、なにより「費用対効果」もしっかり考えなければなりませんし、政治家自身が一番知っている「自治体の財政状況」も考えなければなりません。
 僕は、北海道の危機的財政を考えると、海外視察に行っている場合ではないと思っていますので、旅費の全額を返還します。
 さて、今朝の新聞で市民団体が、無駄な海外視察をしたと思っている4人の議員に公開質問状を送りその回答をが帰ってきたので公開した記事が出ていました。
市民団体の主張は「オリンピック誘致のための海外視察は無駄」であり、4人の市会議員の言い分は「海外視察は2020年の五輪誘致のため」です。どっちが正しいという答えはありません。どちらの主張も正しいのです。
 大切なのは、視察に行くにあたり、この視察は「費用対効果」があるのかをしっかり検証したかということです。格安航空券等を使うなど、出来るだけ旅費の削減に努めるのは勿論ですが、視察によってどのような情報を仕入れたのかも重要なのです。今は、インターネットでほとんど全てのことを調べることが出来ます。わざわざ視察に行くからにはそれ相当の理由が必要だと思います。また「格安航空券」ですが、道議会でも「格安航空券」で視察に行ったという事例は聞いたことがありせん。
 自治体の財政状況が厳しい中、「視察に行く・行かない」はそれぞれの議員がそれぞれの価値観で判断すれば良いのですが、行くにしても『旅費』を出来るだけ抑え、住民のために有益な情報収集を行う努力をしたのか、自治体の財政状況を考えた上で本当に自分が行く海外視察が自治体の住民の利益につながると考えられるか・・・等々、政治家は海外視察について真剣に考えなければならないのは時期に来ています。

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