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昨日のアイヌ協会の総会に関して・・・

2010 年 3 月 8 日(月)23:41 | 日記 | No Comments |

 今日の各紙の新聞に、昨日のアイヌ協会の総会に関する記事が載っていましたね。

 これらの記事によると、道アイヌ協会は「釧路支部長の解任し不正に処理されたお金を返還すると同時に、再発防止策を道に提出する。」という結論を出したようです。

 僕は、この協会の決定を見て、「これじゃ、ただのトカゲの尻尾切りだ。理事会や総会で色々な議論がされたにもかかわらず、誰一人として責任を取ろうとしない団体なのだ。この団体自体に自浄作用は無いのだ」と確信をしました。

 またこの件に関するマスコミの報道の姿勢も、問題の本質を追求しようとはせず「臭い物には蓋」的な「上辺だけの報道」に終始しています。 

 さて、本題に入りましょう。

 僕はこの問題は「お金を返せば良い」という問題では無いと思っています。また、釧路の支部長一人に責任を押し付けて幕引きがされて良いはずはありません。僕は、アイヌ協会の不正を追求していく上で、この支部長を結果的に攻撃してしまいました。しかし、僕には「個人」を攻撃するつもりはさらさら無いのです。

 僕はアイヌ協会に蔓延る「不正」を根本から無くす為に追求を続けているのです。

 昨日、昨日解任された釧路支部長の「弁明書」を読みました。僕は、この弁明書を読んで「この支部長は確かに悪いことをした。しかし、弁明書においては自分の不正を認めつつ、“アイヌ協会本体の問題”についても言及している。この支部長は最後の最後に“アイヌの為に勇気を出した”のだ。」と感じました。

 (社)北海道アイヌ協会は、公益法人として「相応しい対応」が出来ない団体のようです。協会本部の役員は「説明責任を果たす」という気持ちは微塵も無いようです。僕の目には「釧路の支部長の方がよっぽど潔い」と映るのです。

 道アイヌ協会は、10日頃に「不正の再発防止策」を道に提出するようですが、僕の質問は11日か12日の予定ですので、僕としては「絶妙のタイミング」なのです。しかし、道アイヌ協会が期日を守ってこんなにも早く再発防止策を出してくるのかは、甚だ疑問が残りますが・・・。

 ちなみに、「釧路支部長が協会に提出した弁明書」に書かれてある、いくつかの疑惑を協会本部がどのように処理をしようとしているのか分かりませんが、僕は「この弁明書に書かれてある疑惑はかなり信憑性が高い」と考えており、この弁明書が「嘘八百の代物ではない」ということを、今定例会で明らかにしていきます。

追伸
 そういえば、アイヌ協会は「道と道教委から返還請求を受けた助成金や委託料など計711万円」を「協会の運動資金として積み立てている基金」から捻出しようとしているようですが、基金をこんな目的に使っちゃ駄目なことも知らないのですね・・・。基金をこんなに簡単に目的以外に使えるのであれば、協会の基金全体が内部留保と見なされますよ。この公益法人、本当に大丈夫なんでしょうか・・・。

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