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外国人に参政権を与えるって・・・

2010 年 1 月 13 日(水)23:33 | 日記 | 8 Comments |

 僕は、昨日のブログで「地方議員の交流大会は見直す時期に来ている」と厳しい意見を書きましたが、実は「今の時期に“地方自治の根幹を揺らがしかねない外国人への参政権”に関しての議論すらしないのか・・・」と、僕としてはかなり不満があっために“ブログ”もあのような内容になってしまったのです。

 そこで、今日は「外国人への参政権」について書くことにします。

 現在、民主党の小沢幹事長も政府も「地方議会において永住外国人に参政権を与える」ことを本気で考えているようですね。こんな風潮を「空恐ろしく」感じているのは僕だけでは無いはずです。

 小沢さんは「日韓関係を良好なものにするためにこれを推し進める」と主張しています。僕も「日韓関係を良好にする」ということに反対するものではありません。しかし、その実現のためには色々な手法があり、間違えても「外国人の方に参政権を与える」という手法は取ってはいけないのです。

 僕は「日本の政治に口を出したい外国人の方は、まずは日本人になって、それから口を出すべきだ」と考えています。もし、こんなことがまかり通れば「地方議会が“日本の国益”では無く“外国の国益”の為に動く」ということになってしまいかねません。

 また、今後の日本は「政府が地方に権限を与え“地方分権・地域主権の社会”に向かって行く」はずです。にも拘らず、国会議員が「地方議会でなら、外国人に参政権をやっても良いだろう」と考えているのだとしたら、そして「各地の地方議会が“外国人に地方参政権”を与えることに反対しているという事実」を無視し国会が強引にこれを推し進めようとすることに他ならず、これは「国会が地方議会を軽視している証(あかし)」なのです。僕は地方議員の一人として「このこと」も見逃す訳にはいかないのです。

 さて、どこの国家においても「国として絶対に譲れない部分」が必ずありますが、日本国が日本人ではない外国人に“参政権を与える”ということは「主権在民の根幹にかかわる大問題」であり、当然「国として絶対に譲れない部分」であるのは当然です。しかし、多くの国会議員が「その認識すら持ち合わせていない」という事実に、僕は愕然としているのです。また、僕はこの問題に関する「マスコミの報道の在り方」にも疑問を持っています。

 そして、自民党も自民党です・・・。一時、目先の欲に気を取られ、この外国人参政権の付与に賛成していたことを、猛烈に反省すべきです。「保守の理念」は何処に行ってしまったのでしょう。今こそ自民党が「一致団結」をして、“おかしな勢力”と戦うべきなのに、その姿勢が全く見えてこないのは、僕としても悲しい限りです。

 この件に関しては、僕は言いたいことがまだ山のようにあるのですが、本日はこの辺でやめておきます。

 しかし「日本という国」は、これから一体どうなっちゃうんでしょう・・・・。

【追伸】
 飛行機は、千歳が雪に為に「仙台に引き返すかも知れない」という状況でしたが、どうにか北海道に帰って来れました。今回の出張はかなり疲れました・・・。

掲示板

コメント

  1. 柏倉 より:

    小野寺道議、毎日お疲れ様です。

    本音を言えば、わたくしは、自分の今日明日のことで精一杯です。自分が死んだ後のこの国のことを考える余裕など、本来はありません。しかし、息子やその後の世代のことを考えないではいられません。今日明日の、ほんの数万円のために、日本を亡くして良いわけがありません。
    このまま行けば、日本国は亡くなります。国の名前は残っても、その実はもはや日本人と日本を愛する人々のための国ではなくなっているでしょう。含羞という美しい国民性を亡くした国となっているでしょう。
    今日明日の自分のためにではなく、十年二十年……いや、百年二百年後の子孫のために、『今』を選択すべきと考えます。

  2. 小野寺 まさる より:

    柏倉さん

    コメントが遅れてすいません!かなり時間に追われておりました!
    でも、どうしてもコメントには返事を出したいんですよね・・・(笑)返事が遅れていても気長に待っていて下さい。
    さて、僕も本当に「この国の精神が無くなってしまう」というような恐ろしさを感じています。そして、それが現実的な「恐ろしさ」であるのです。
    「今」が大切であるという意見ですが、全くもって僕も同感です。しかし、その「今」であるのに、最近の国会を見ても政治を見ても「絶望」しか感じません。
    しかし、泣き言だけを言っていても問題は解決しませんし、特に政治家にとってはここが「踏ん張り所」なのですから、微力でありますが「頑張らなければ!」と思っているのです。
    今後とも、よろしくお願いいたします!

  3. 一般市民 より:

    遅れましたが、今年もよろしくお願いします。

    市長選もあり、バタバタとお忙しい事でしょう。

    外国人参政権、本当に怖いですね。
    本日のヤフーニュースでは、「全国の都道府県議会で外国人参政権付与に反対する意見書を可決する動きが広がっている」との事で。
     民主の身勝手な企業献金集めの為の外国人参政権には、危機感を感じているようです。

    本来、選挙権は国民に対して与えられる物であって、3代、4代にも渡って日本に住みながら帰化しない外国人に選挙権を与える必要は無いのでは。
    納税と、参政権は別物。納税の対価は行政サービスで受けてるじゃないですか。
    まず、何世代にも渡って帰化させないにほんの法律もおかしいと思いますが、何代にも渡って帰化をさせない、在日の体質にも問題があるのでは。
     それでいて、私たちは過去に強制的に連れてこられたと都合の良い事を言います。今現在、日本に居る事を強要してませんし、そんな事を言いながらも日本で商売をして利益を得てる方も居るわけです。
    非常に納得の出来ない話です。

    竹島問題の後は、最近韓国が『対馬も韓国の物』だと言い始めてます。
    対馬の不動産を買っている韓国人も居るようです。
    外国人に参政権を与えしまった場合、対馬に在日韓国人が集まり、土地も買い占められたら、対馬は日本の領土で有りながら、韓国人の物となってしまいます。

    これは、決して対馬のみに限らない事です。
    十勝の小さな村に外国人が1500人も引っ越してきたら、有権者の過半数超えです。

    自国に戻って選挙権もあり、2重に選挙権があるなんてふざけた話、本当に何を考えてるんでしょう。
    だからといって、在韓の日本人に選挙権与える訳でも無いでしょう。

    選挙権は『国民』のものです。
    本当に選挙権が必要であれば、日本人になりましょう。

    今年も、毎度チェックしてますので、熱いメッセージお願いします。

  4. 小野寺 まさる より:

    一般市民さんへ

    こちらこそ、今年も宜しくお願いいたします!
    でも、外国人参政権に関しては、僕の感覚では「有り得ない」ことなのです。
    日本の政治に参加できるのは「日本人だけ」ということは、決まりきったことなのです。日本に住みたいのなら、道路だって公園だって使うのですから「税金」を払うのは当然なのです。
    「税金を払っているのに投票できないのはおかしい」と騒いでいるほうがおかしいのです。そんな日本に不満があるのならば、自分の国に帰れば良いのです。
    税金を「投票権を手に入れるための代金」と勘違いされては困るのです。
    でも、色々な方々が意図的に動いて、自治体を乗っ取ったとしたら、凄いことになりますよね・・・。国際交流とか姉妹都市とかいって、特定の国にどんどんお金を使うこともできますし、結果的に自治体の財政が破綻したところで、その方々は「じゃ、自分の国に帰るか」で済みますが、逃げ帰る別の国が無い「日本人」にとってはえらい迷惑なことなの。
    参政権を与えて良いのは「日本国民」だけです。でもこの国、一体どうなちゃっうんでしょう・・・。

  5. ももんが より:

    小野寺さん、いつもお疲れ様です。
    この話題、ず~~~と待ってました!!
    国の未来を左右し一度通ると後戻りできない法案を簡単に決めてもらっちゃ困ります。
    民主党は韓国民団に公約してたそうですが、肝心の日本国民への説明はしてないです。
    マニフェストにも入れてないです。

    マスメディアも世界の流れだから賛成すべきと言うけど、世界の中では少数だし導入してる国でも資格制限があるとか、結果として国の中が混乱してしまったとか言う事例もきちんと報道しなくては片手落ちです。そもそも他国と横並びになる事が国益より優先されるなんておかしいですよね。

    今、地方議会では続々と反対決議が出てきているそうで頼もしいです。
    道議会も再度議論をして反対決議を出して欲しいと願っています。
    他の道議さんたちもしっかりお勉強してよ~~

  6. 小野寺 まさる より:

    ももんがさんへ

    コメントありがとう御座います!
    そうなんですか???そういえば、コメントが異常に入っていますが、このような話題を待っていたのですか?
    こういった趣旨のブログなら「書きたいことが山のようにある」のですが、地元の事も書きたいですし、もちろん、北海道議会議員として北海道の事も書きたいので、結構久々だったのですね・・・(汗)
    しかし、今の日本の政治に「国益」という理念が欠如しているように思えてなりません。参政権だって、乱暴な言い方をすると「地方を売って、諸外国にゴマをする」ってことです。これは国益では無く国損(?)ですよね・・・。
    地方を売り飛ばしておいて、何が「地方分権・地域主権」なのでしょう。こんな地方を馬鹿にした話はありませんし、これを推し進めようとしている「国会議員の常識」を僕は疑います。
    しかし、自民党だってどうでも良い議論ばかりしていないで「これらの件」について、死に物狂いで反対すべきですよね。そう思っているのは僕だけなのでしょうか・・・。

  7. こに より:

    いつもお疲れさまです。
    来週事務所に伺うのはこの件についての陳情のご相談です。
    お忙しいのにすみませんがよろしくお願いします。

  8. 小野寺 まさる より:

    こにさんへ

    どうもありがとうございます!先日は、わざわざ事務所にお越し頂きありがとうございました。
    依頼を受けた件は、責任を持って動きます。
    これは、本当に大変な問題ですよね!

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