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国民の借金

2006 年 6 月 24 日(土)12:54 | 日記 | No Comments |

 やっと事務所にとたどり着きました。これから来客の予定が入っています。これからの行事の打ち合わせや、どんどん入ってくるスケジュールの報告を受けてひと段落をついたところです。
 さて、今日の北海道新聞に「国の借金827兆円 過去最大を更新。国民1人当たりの借金は前年度末より増加して647万円となった」という報道がありました。
 皆さん、自分が648万円借金を背負っているというのはピンとこないかもれませんが、間違いなく背負っているのです。


 でも、これだけではないのです!この他に、各自治体がしている借金も背プラスしなければなりません。北海道民ということで、さらに100万円プラスしてください。さらに、例えば夕張市の方であれば300万円プラスです。殆んどの市町村は借金をしているので、自分の自治体が一人当たりどれくらいの借金を作っているのか調べておくことをお薦めいたします。
 で、さらに追い討ちですが、国の648万円っていう借金は僕に言わせれば「嘘の金額」なのです。本当はもっともっとあるはずです。 

 というのは、この金額は表に出ているだけの金額だからです。国には「一般会計」のほかに「特別会計」っていういわゆる表に出てこない「へそくり予算」みたいなものがあって(国会では暗黙の了解で殆んど審議されないお金なのです!!!)、ここにもとんでもない借金があると思うのです。

 この「特別会計」を殆んど審議していない事自体が大問題だと僕は思っていますし、それを問題だと思わない「国会と国会議員と各省」に僕は不信感を持たざるを得ないのですが、各省庁が表に「特別会計の全容」出したがらないので、結局は総額で国民がいくら借金しているのかわからない状態だと思うのです。

 それにしても、表の予算の一般会計にくらべ、特別会計は総額が3倍以上もあるのはどう考えても変ですよね。へそくりのほうが予算額が圧倒的に大きいなんて信じられません。ですので「国民一人当たり648万円の借金」なんて記事を見てびっくりしている場合ではないこと、つまり特別会計にどれ位の借金があることすら解っていないという危機をもっと多くの方にわかってもらいたいと思っているのです。

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