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健康増進で医療費節約

2005 年 5 月 19 日(木)23:09 | 日記 | No Comments |

 今日は病院に行きました(僕が病気ではないのでご安心を!)。で、病院に行く前に事務所に顔を出して、10時頃に帯広厚生病院に着いたのですが、 もうこの時点であれだけ大きい駐車場が満車なのです。建物に入っても、人・人・人・・・人でごった返しているのです。「帯広だけでもこんなに病人がいるの か・・」と驚いてしまいました。

 帯広でこれだけなのですから日本全体ではどれくらいなのでしょう?この医療費の負担だけでもすごい金額になるな・・と思いました。しかも、これから日本が本格的な「高齢化社会」を迎えると今日以上に病院に人が溢れるはずです。

 高齢化の社会に向かうということはそれだけ自治体の財政を苦しめることを意味しますが、そういう意味で地方自治体はお年寄りになっても「健康」でいてくれるだけ負担が減るわけでそういう施策も積極的に展開していかなければなりません。

 各自治体がパークゴルフ場を建設していますが、あれもある首長にいわせれば「あれを作ることによってお年寄りが健康になり医療費負担が減る。パー クゴルフ場を造るのにも維持管理もお金がかかるが、差し引きするとパークゴルフ場を造る方がよっぽどプラスになる」というのです。また北海道の自治体では 高齢者に「肺炎予防ワクチン」を接種し始めました。老人医療の多くの部分が「肺炎の治療」に占められるからです。まだ始めている自治体はほとんどないので すが、実際に行っている自治体では、劇的に「老人医療費負担」が少なくなっているというデータが出ています(これも、自治体の人口規模等、すべての自治体 でもそうかということを検証する必要はあるのは当然ですが・・・)。

 今日、ちょっと病院にいってあれだけの病人が毎日病院に行っているという事実を見ると、もっと道民・市民の健康増進について真剣に考える必要があると痛感しました。

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