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信念を貫くこと・・・

2011 年 1 月 2 日(日)00:30 | 日記 | 11 Comments |

昨年の6月、僕が「海外資本による森林買収に関する質問」を道議会でしてからというもの、騒ぎがどんどん大きくなり、年末にはテレビ局各社がこぞってこれを放送していました。

僕は1年半かけ「海外資本による森林の買収の事実」を道庁に認めさせましたが、この質問をした当初は「何で道内のマスコミはこんな大問題を騒がないのだろう」と僕が感じるほど、その扱いは小さいものでした。(その心境を書いたブログへ→リンク

しかし、それから一ヵ月半後にNHKの本社から僕のところに問い合わせがあり「クローズアップ現代」でこの問題が取り上げられたり、朝日新聞本社の取材があり「グローブ」に関連記事が掲載されたことを契機に、話がどんどん大きくなり、多くの日本人が「これは注意しなければならない問題だ」と気付き始めたことに、僕はホッと胸を撫で下ろしています。

ただ、この問題を調べ始めてからというもの、色々な人に色々なことを言われ続けました。

例えば、「海外企業が森林をそれも水資源を狙っているなんて有り得ない。この議員にはコスト感覚が無いようだ」とか「海外資本が日本の森林を買い漁っているなんていう話は都市伝説みたいなものだ。林野庁も調査をし“そのような事例は無い”と報告しているにも拘らず、変に危機感を煽っている地方議員がいるようだ」等々、僕は誹謗中傷され続けて来ました。それは今年の6月の議会での質問後も続きましたが、それらの声は今は全く沈静化してしまいました。今の段階で、この方々は一体どんな主張をするのでしょう。

さて、僕はこの2年間この問題を追い続け、まだ結果は出せてはいませんが、政治家として「ある手ごたえ」を感じることが出来ました。それは「どんなに困難であっても誹謗中傷されようとも、信念を貫いて有権者の為に動き続ければ、必ず目標を達成できる」という手ごたえなのです。

僕はこの他にも解決しなければならない案件を沢山抱えていますが、この森林に関する問題は「正義の為に戦うこと、そして有権者の為に頑張り続けることの大切さ」を、僕に教えてくれたのです。

【写真】

昨日から明日までの三箇日、小野寺家では国旗を掲揚します。世界中でこれほどまでに綺麗な国旗はありませんよね・・・。

コメント

  1. ハワイ より:

    外国人が山林を買っているのは事実なんだと思いますが、大切なのは事実を踏まえてどう議員として対処するかではないでしょうか?

    議員の仕事は法律を作ることだと思うので、そのことに力を注ぐべきではないでしょうか?

    乱文失礼しました。

  2. 小野寺 まさる より:

    ハワイさんへ
    そうですよね。ですので文中に「さて、僕はこの2年間この問題を追い続け、まだ結果は出せてはいませんが・・・」という表現を入れさせていただきました。

    また、その後の対応が必要だということで、北海道では全国の都府県に先駆けて「条例」を来年度に制定することになっています。地方議会議員として出来る限りのことはやっているつもりでおります。

    ちなみに、地方議会議員は法律をつくることは出来ず、それは立法府である国会議員の仕事であるということを覚えておいていただければ幸いです。

  3. ハワイ より:

    ご丁寧な回答ありがとうございました。

    今後もご活躍を期待しています。

  4. 小野寺 まさる より:

    ハワイさんへ
    ご丁寧にありがとうございます!はい!頑張ります!

  5. ちびた より:

    新年あけましておめでとうございます。
    北海道民ではないのですが、民主党政権になってから顕著に北海道のさまざまな危機が目に見えるようになり夜も眠れないほど憂いておりましたが、小野寺さんの頑張りをネットで知り、大変嬉しく又心強く思うようになりました。

    特に中国資本による森林買収及び水資源問題は北海道だけの問題でなく日本の安全保障問題でもあります。
    民主党は国家解体法案を通すことばかりに一生懸命で、このような大切な法案はほったらかしです。
    国の法案が施行されるまで、なんとか北海道の「条例」と道民ひとりひとりの国防意識を高めることでこの危機を乗り切ってもらいたいです。

    中国人移民が大挙して北海道に押し寄せてきたら北海道はあっという間に中国自治区になってしまいます(北海道インバウンド構想とか70万人移民政策とか外国人参政権、夫婦別姓法案などはこれを後押しするものですね)。
    どうか、大好きな北海道が中国の属国にならないように小野寺さんのお力で阻止願います。

  6. 小野寺 まさる より:

    ちびたさんへ
    おっしゃっていることはごもっともです!そうですよね!危機管理は「転ばぬ先の杖」であり、起こるかもしれない危機を回避していく必要があります。この能力が今までの日本にもありませんでしが、今の政権は特に酷い!
    微力ではありますが、精一杯頑張ります!
    ありがとうございました!

  7. さくら より:

    あけましておめでとうございます。
    小野寺先生が、今年も道政を全していけますようお祈り申し上げます。
    外野席から無責任な私的要求を言いたいだけ言って大騒ぎした挙げ句、公的な責任を問われた途端に知らぬ顔して逃げ出してしまう、その様な人達にも一定の理解を示しつつ、しかし全ては受け入れず、利用されず、誠実さを持って適切に応じていく・・・、そして将来的には「終戦」と同程度の内側からの大転換の為には、「確固たる意志を保ちつつも自然派生的に、徐々に公民(自分以外の何かの為に少しでも頑張れる人)を増やしていく他ない」と思っています。
    私も、灯台もと暗しにならぬよう常に自身を省みたいと思います。

  8. 小野寺 まさる より:

    さくらさんへ
    いつもありがとうございます!
    その通りですね。長い時間かけられて、日本はこのような国にされてしまいました。
    これから、反転攻勢。多くの仲間を作り「真の国会」を再度作り直していく必要があります!
    力を合わせて頑張りましょう!

  9. yasuno より:

    あけましておめでとうございます。
    本年も、小野寺道議び益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

    わたしは北海道民ではありませんが、東北も、日本全体も他人事ではいられないと思っております。
    寸土を失えば・・ではありませんが、北海道が突破されたら本州に手が伸びるのはあっという間でしょう。
    逼迫している北東北を経済的に制圧することなど、赤子の手をひねるよりも容易だろうと思います。
    ですから、東北に住むわたしにとって、まったく他人事というものではないのです。
    小野寺道議のように、おかしいことをおかしいと思える感覚、おかしいと言える勇気を持った方を
    我々有権者も責任を持って応援して当選させていかねばなりませんね!

    先日はtwitterでの私の発言が発端となり、なんとなく変な方向に話が向かってしまいましたこと、
    申し訳なく思っております。
    宮城にて道議を囲む会を開きたいと本気で思っております。
    宮城の人々にも、他人事にしてはいけない北海道の現実をお伝えくださると、大変うれしいです。

    (既に何度もそういった会を催していらっしゃるのであれば、出しゃばった真似をしてすみません。
     何せ新参者ですから・・ご容赦くださいませ。)

  10. yasuno より:

    ええと・・・(^^;
    大変申し訳ないのですが、わたしは公務員給与についての質問はしていないのですが。中国からの北海道侵略を何とか食い止めていただきたい。そのような内容のコメントをさせていただきました。どなたか、本当にその質問を為さった方が先生のお返事をお待ちでしょうから、お手数でしょうが今一度ご返信先をご確認くださいませ。
    ちなみに、わたしも行政に居た経験がありますので、本当に忙しい職員がどれだけ働いているのか、実際に近くで見てきております。ですから、無闇矢鱈な公務員給与削減には反対です。やる気がある有能な公務員が、公共の利益の為にやり甲斐を持って働けるよう、適正な判断をお願いしたいと思います。

  11. 小野寺 まさる より:

    yasuno さんへ
    返事をする相手を間違えておりましたので、訂正しました!ごめんなさい。公務員の給与に関しては、僕は「カット」派のように見られていますが、そうではないのです。給与に見合う以上の仕事をしている職員もいれば、仕事をやる気が無いような職員もいるので、適正な給与を支払うべきだと考えているのです。
    公務員になった方と言うのは、多くの努力をされてきて、色々な知識を身につけその職に就いたのですから、そのことはきちんと評価をしてあげるべきだと僕は思っています!Yasunoさんと同じ考えだと思っています!

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