信念を貫くこと・・・
昨年の6月、僕が「海外資本による森林買収に関する質問」を道議会でしてからというもの、騒ぎがどんどん大きくなり、年末にはテレビ局各社がこぞってこれを放送していました。
僕は1年半かけ「海外資本による森林の買収の事実」を道庁に認めさせましたが、この質問をした当初は「何で道内のマスコミはこんな大問題を騒がないのだろう」と僕が感じるほど、その扱いは小さいものでした。(その心境を書いたブログへ→リンク)
しかし、それから一ヵ月半後にNHKの本社から僕のところに問い合わせがあり「クローズアップ現代」でこの問題が取り上げられたり、朝日新聞本社の取材があり「グローブ」に関連記事が掲載されたことを契機に、話がどんどん大きくなり、多くの日本人が「これは注意しなければならない問題だ」と気付き始めたことに、僕はホッと胸を撫で下ろしています。
ただ、この問題を調べ始めてからというもの、色々な人に色々なことを言われ続けました。
例えば、「海外企業が森林をそれも水資源を狙っているなんて有り得ない。この議員にはコスト感覚が無いようだ」とか「海外資本が日本の森林を買い漁っているなんていう話は都市伝説みたいなものだ。林野庁も調査をし“そのような事例は無い”と報告しているにも拘らず、変に危機感を煽っている地方議員がいるようだ」等々、僕は誹謗中傷され続けて来ました。それは今年の6月の議会での質問後も続きましたが、それらの声は今は全く沈静化してしまいました。今の段階で、この方々は一体どんな主張をするのでしょう。
さて、僕はこの2年間この問題を追い続け、まだ結果は出せてはいませんが、政治家として「ある手ごたえ」を感じることが出来ました。それは「どんなに困難であっても誹謗中傷されようとも、信念を貫いて有権者の為に動き続ければ、必ず目標を達成できる」という手ごたえなのです。
僕はこの他にも解決しなければならない案件を沢山抱えていますが、この森林に関する問題は「正義の為に戦うこと、そして有権者の為に頑張り続けることの大切さ」を、僕に教えてくれたのです。
【写真】
昨日から明日までの三箇日、小野寺家では国旗を掲揚します。世界中でこれほどまでに綺麗な国旗はありませんよね・・・。