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与党時代、民主党も反対していた!100条委員会設置

2005 年 7 月 1 日(金)23:52 | 日記 | No Comments |

 今日、やっと第2回定例会が閉会をしました!今回の道議会も道警問題に始まり、道警問題で荒れ、道警問題で終わった定例会でした。でも本当はこれ 以上に議論しなければならない案件はたくさんあり、特に「赤字再建団体に転落寸前の北海道をどうにかしなければ!」という議論に使うべき時間も道警問題に 割かれ、道民の目も、一番大切な部分を見ていないということに僕は危機感を覚えています。

 「道警の100条委員会の設置」に関しては道民の皆さんに多くの意見があると思います。新聞報道によって「巨悪は徹底的に叩きのめせ」と怒ってい るのでしょうし、100条委員会の設置を訴え続けた「民主党」「共産党」だけが良い政党であるかのような報道もずっと続いています。

 今日の本会議での公明党の「100条委員会設置に反対する討論」はそれはそれは面白い内容でした!今から10年前の「道庁不正経理問題」が発覚し たとき、当時野党であった自民党や公明党が100条委員会の設置を求めたときに、民主党始め与党側の殆どが「100条委員会の設置は議会軽視となり、 100条委員会で全てのことが解明されるべきではない!という見解を示したではないか!」と、「当時の議事録」を読み上げたのです。これには議場は大爆笑 でした(このとき本当に議会が盛り上がったのです!!僕も笑ってしまいました!)。しかも「外部監査」も行っていない時にこのような発言をしていたので す!たぶん、このような発言や経緯があったことは当然マスコミは黙認するでしょうが、事実は事実です。民主党議員団は苦り切った顔をしていました!

 そうなのです!100条委員会というのは、今回行ったような厳密な外部の確認監査の前では何の効力も発揮しないであろうことは誰でもうすうす気が ついているのです。「100条委員会設置」という呪文が、その時々に、野党側が与党を責める時の政争の具に使われているのです。今回の100条委員会の問 題を通して、いろいろなことを勉強させてもらいました。

 一連の道警問題はこれで終息に向かうと思います。道警にも今後は北海道の治安維持に目を向けていただいて、道民の安全のために全力で頑張っていた だきたいと思っています。まだ、道民の批判は続くと思いますが、道警が今のように真摯な態度で反省を続けていけば、必ず道民の信頼を再び勝ち得るはずだと 僕は信じています。

追伸 参りました・・・。議会の打ち上げで予約している居酒屋に行ったら、店員が「同じバッチを付けてる方がもう来てます」って言うんです。で、ついて行ったら、確かに同じバッチでありますが、共産党さんの打ち上げの会場だったのです。本当にやられました・・・。

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