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リスク管理を徹底すべき

2004 年 4 月 15 日(木)23:05 | 日記 | No Comments |

今日は、遂に帯広に帰ってきました!今日の東京は多分25度はあったと思います。非常に蒸し暑い感じがしましたが帯広は「やっと春が来たかな?」と感じる位で、やはり肌寒いですね・・・。これから、雪が溶けて(積雪量はゼロということですが僕の家の裏側には、屋根から落ちて積み重なった雪がまだしぶとく残っています・・・)桜が咲いてからやっと春を実感できるような気がします。


さて、新たに日本人が2人が誘拐されたといニュースが入ってきました。誘拐した人を解放すると言っていた矢先に、2人をまた新たに誘拐したということ は、どう考えても先に誘拐された3人の解放にとって暗いニュースであります。また、別に誘拐をされていたイタリア人がイタリア軍が撤退しなかったために 「殺害をされた」というニュースも入ってきて、非常にショックを受けました。イタリアそれでも「軍は撤退させない」としています。
この判断は国がすることで我々がとやかく言うことではありませんが、国際社会において「テロに屈しない」という風潮が出来上がりつつある状況の中においての判断だと思うのです。

僕は、テロに屈しないという確固たる信念を国が持つことは非常に重要なことだとは思いますが、「テロに屈しない」というのならリスク管理を徹底して行う必要があると思うのです。イラクが危険なことはみんなが知っています!
でも、それでも何故かイラクに行ってしまう人がいるからこのようなことになるのではないでしょうか?「渡航しないように勧告」するだけではなく何故「一 般人の渡航を禁止する措置」という強い制限をすることは出来なかったのか疑問でなりません。この国の先を見通す力の無さとリスク管理の甘さが起こしてし まった問題であるとも言えるのではないでしょうか?

だいたい3人が誘拐された後、何でまた2人が誘拐されるのでしょう?イラクにいる日本人を避難させる必要は無かったのか?イラクにいる日本人も安全を確 保するためにどのようなことをしたのでしょうか?「それでも残らなければならない」とういうマスコミ等の報道陣に関しても避難させるくらいの勇気が必要な のではないでしょうか?
それでなければ、第3・第4の誘拐が起こり続け、その度ごとに本質をはかけ離れた議論が続いて行き、日本が国としてやろうとしていることが出来なくなっ てしまうのではないかと思うのです。マスコミも大事ですが、我々にとって一番大事なのは、日本としての国益であり、日本人の命のはずです。そのためにはマ スコミも日本のマスコミとしてイラク国外からの退去を考える時期に来ているのではないでしょうか?

追伸  マスコミは「政府はイラクは安全だと言った!でも退去しろということは安全ではないということだ!だから、安全なイラクで復興にあたる自衛隊は撤 退すべきだ!」と騒ぐのでしょうか?でも考えてください!本当に全土が完全に安全なら自衛隊ではなくボーイスカウトでも良いのです!自衛隊が行って場所は 安全な方だけど何が起こるか解らないから自衛隊が行っているのです。本当にイラク全土が安全なら戦車や装甲車を持っては行きません!その場所に丸腰の民間 人がうろちょろして無事でいられる保証なんて全く無いのです!

追伸の追伸 なんと、今日3人解放されました。本当にほっとしました。でも、まだ2人が行方不明なわけで、手放しで喜べませんね・・・。

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