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マニフェスト作り!

2010 年 5 月 18 日(火)23:52 | 日記 | 2 Comments |

 もう少しで参院選がありますが、その前に自民党道連として北海道版マニフェストを作成することになりました。何故か今回も、僕は前回の衆院選に引き続いてその作業を行うことになってしまいました。

 まあ、前回の衆院選の時には僕と自民党の職員の方の二人で小冊子を作りました。しかし、今回はかなりの人数で作成をしてしているので、前回の作業に比べると「かなり楽」ではあるのですが、どうしても「作業」には多くの時間を費やさざるを得ず、次回の質問の為の調査や準備が思うように進んでいないのが目下の僕の悩みの種なのです。

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  しかし、この「マニフェスト」という言葉ですが、今となってはプラスよりもマイナスのイメージが強いのでないでしょうか。少なくとも僕はそう感じています。

  そもそも「マニフェスト」とは、衆院選や首長選においてそれぞれの陣営が有権者に訴えるものであり、そこには必ず達成すべき目標数値と達成までの期限が明示されているものなのです。

 当然、選挙で勝利した首長や政権与党は「有権者に対して提示したマニフェスト」を守るのが当たり前であり、途中で「すいません。やっぱり無理でした。」などというエクスキューズは絶対に許されないのです。

  しかし、最近のマニフェストは「根拠や裏づけが何もない数値目標や達成期限」が書かれてあるために、マニフェストが簡単に破られ続けています。もはや国民は「マニフェスト」に書かれてある言葉を信用していないばかりか、マニフェストという言葉の響きにすら「うんざり」しているような気がするのは僕だけでしょうか。民主党のマニフェストの一番の目玉公約であった「子供手当て」にしても、「それ以上に税金の無駄使いをしているに決まっている。だから絶対に大丈夫だ」という、「財政の裏付けも何も無い場当たり的な公約」だったことが明らかになってしまいました。

  また、そもそも参院選において「マニフェスト」を作るというのは、僕にとっては理解不能であり、さらに「北海道版ローカルマニフェスト」となると僕は更に理解が出来なくなるのです。 自民党本部から各都道府県連に「地方版マニフェストを早急に作るように」というお達しがあったために、我々は「地方版マニフェスト」の作成作業に入っているのですが、そもそも、僕なんかは「このお達し自体がマニフェストの定義を無視したピント外れのお達しなのでは・・・」と考えてしまうのです。

 もしかすると・・・、北海道の自民党だは“マニフェスト”ではなく“政策・提言集” なんて言葉を使うかもしれません。しかし、こんな勝手なことをしたら本部から怒られてしまうのでしょうか・・・。(汗)

コメント

  1. A5 より:

    「北海道版ローカルマニフェスト」は知事選挙や、道議選挙のときには必要ですよね。。。
    マニフェストという言葉が独り歩きしているように思います。
    「マニフェスト」は「産業廃棄物管理票」  このままゴミになってしまうのでは

  2. 小野寺 まさる より:

    A5 さんへ

    本当に「マニフェスト」という言葉が独り歩きしていますよね。予算編成権を持つことを前提に初めて「こんな政策を行う」という“マニフェスト”を書けるのですが、政治家はその認識を持つ必要があります。

    しかし、マニフェストという言葉のイメージは、「守られないものだ」というマイナスのイメージが付いてしまいましたよね。

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