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ジェンダーフリーについて「おかしい」と思う事

2004 年 3 月 3 日(水)23:24 | 日記 | No Comments |

今日は、ひな祭りですね。

本日も、道議会の代表質問が行われました。(午後7時までかかりましたが無事終了しました!)

さて、今「ジェンダーフリー」という言葉が色々なところで出てくるようになり、またその問題点も指摘され始めました。


ジェンダーフリーの思想とは、人間として男女は平等で、その差を無くす社会を創ることだと私は認識しています。それだけみると「もっともなことで、良い考え方なのかな?」と皆さんは思うかもしれません。しかし、大きな問題が生まれているのです。

勿論、人間として男女は平等であります。しかし、男と女は違うものであるというのは動かし難い事実であり、それを無視して、「男と女は平等であるから同じである」という考え方には飛躍があり無理があると思うのです。

ある小学校では、ジェンダーフリーを提唱する教員が、修学旅行の宿泊先での部屋を男女一緒にし問題となりました。信じられませんが事実なのです!これで本当に良いのでしょうか?

また多くの学校で、出席名簿で男子が先に来るのはおかしいということで、男女が混合しているアイウエオ順の名簿を作成し出欠をとっているそうです。

更にあの有名な昔話の「桃太郎」ですが、主人公が「男」なのはおかしいと騒ぎ始める人まで出る始末です。

何故、このようにヒステリックで訳のわからない行動や考えをする人が教育現場に多く存在するのでしょう?何故、このような異常な状態を我々は黙っているのでしょうか?
男女が同じだというなら、オリンピックも格闘技も「男女の垣根を無くした方が良い」と提唱してる人達は本気で考えているのでしょうか?

今日のひな祭りも、そういう人たちに言わせると「おかしいの」そうで、女の子のお祭りである「ひな祭り」は普通の日で、男の子の「5月5日 端午の節句」は休日であるのが「おかしいの」のだそうです。

私は、このような訳の分からない「平等」を正義ぶって振りかざしている人こそ「おかしい」と思っています。「ジェンダーフリー」という聞きやすい造語に騙されてはいけないと思っています。

人間は平等なのは間違いありません。

でも男と女は生物学的にも明らかに違うのです。その違いから出来た今までの文化や風習を否定する「ジェンダーフリー」に対して私たちは警戒しなければならないなと、今日の「ひな祭り」を迎えずっと考えておりました。

追伸 先月の読売新聞に日本の高校生に対する生活意識のアンケート結果が出ていました。
これによると、日本において「男とは男らしくすべきである」の問いに対し男子生徒は49%、女子生徒は40%と半数以下の生徒しか「はい」と答えていま せん。(ちなみにアメリカでは、「はい」と答えたのは、男子生徒65%、女子生徒62%です)また「女は女らしくあるべきである」という問いに関して「は い」と答えたのは男子生徒39%、女子生徒22%!!(ちなみにアメリカでは「はい」と答えたのは男子生徒で61%、女子生徒で55%となっています)
また中国・韓国と比べても驚くほど日本において「男らしさ・女らしさ」の意識が低いという結果が出ています。私は、「男らしさ・女らしさ」の否定は理解できませんし、教育や偏った思想によって、生徒の意識がねじ曲げられているという危機感を感じています。

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