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日本のマスコミの不思議

2010 年 10 月 2 日(土)23:59 | 日記 | 4 Comments |

 僕はこのブログに「最近の日本のマスコミはおかしい」と、何度も書いてきました。また「現場の記者は素晴らしい方が多いので、変なのは“本社”なのだ」ということも書きました。

 実は、僕はネットで知ったのですが、今日「中国の尖閣侵略糾弾デモ」が渋谷であったのですね。ネット上の映像を見る限り(映像へ→リンク)、規制の為に警官も配置されていますし、かなり多くの方がこのデモに参加をしたようです。

 僕は「尖閣諸島での事件における“中国政府の無礼な態度”と“民主党政権の常識を逸脱した対応”に対し、多くの日本国民が怒るのは当然であり、このようデモが行われるのは必然だ」と考えています。

  しかし、非常に不思議なのは、殆んどのマスコミがこの事実を報道しようとしないことなのです。

 さて、このデモが行われたのは渋谷であり、代々木の“NHKの本社”の目と鼻の先の場所です。NHKは中国本土におけるデモの様子は繰り返し放送していたのに、本日の日本国内におけるそれも本社近くで行われた大規模なデモを報道しないのは何故なのでしょう。

 まさか、NHKも那覇地検と同じように「今後の日中関係を配慮して」などという、本来は“政府が考るべき理由”で放送を自粛したのでしょうか。もし、NHKがこんなこともまともに放送できないのであれば、もうその存在意義は無いのです。それは、NHKは特定の企業や勢力に偏ることなく公平に報道できるよう、全世帯から料金を徴収することにより成り立っているからです。

 今日はNHKに幻滅してしまいました。そして、日本人にとって非常に大切な情報を封印してしまうようなNHKに対し、僕は「料金を払わなければ・・・」なんて気持ちを持ち続けられないかもしれません。

 さて、明日の朝はどの位のテレビ局や新聞がこのデモの報道をするのでしょう。もし、殆んどのマスコミが黙殺するようであれば、僕は“日本のマスメディアの良心”を疑いますし、もう日本のマスメディアには何も望まなくなりそうです。