公益法人の公益とは?
僕は議員になって、道が認可をし指導監督をしている公益法人に対し、多くの質問を行ってきました。それは「公益法人」とは、そもそも「公(おおやけ)の利益の為に存在する団体」であるはずなのに、本当にそうなのか疑問を持ってしまうような団体が沢山あるからです。
例えば「(社)北海道アイヌ協会」です。今なお、多くのアイヌの方々の生活が困窮をしている事実は僕も認めます。しかし、アイヌ協会がそれらの人々にスポットライトを当てた活動をしてきたかについては疑念を持っています(この件は「コラム」に詳しく書いています→参照)。また、未来永劫アイヌの方々に対して生活支援をすることが「本来のアイヌ政策の目的」であるとは僕は思っていません。最終的には「アイヌの歴史や文化の継承」に力を注ぐべきだと考えています。多くの課題をしっかり検証をする必要がある考え質問を続けて来ましたが、今後も質問を続けなければならないようです。
また、一昨日のブログに書いた「北海道ろうあ連盟」ですが、この連盟も本当に「全てのろう者のための団体であったのか」も検証をする必要がありそうです。僕は今まで「ろう者の方々やろう児の保護者の方々からの切実な要望」を聞き、道議会で「ろう教育」の質問を続けてきました。多分、僕は今までの道議会議員の中で一番「ろう教育」について質問をしてきた議員だと思います。しかし、帯広で「北海道ろうあ連盟」の北海道大会が開催されたにも関わらず、僕には「連盟」からの案内もインフォメーションも一切ありませんでした。はっきり言うと「僕は連盟から嫌われている」ということなのですが(笑)、このことは「今のろう教育の問題の根深さと複雑さ」を如実に表しています。今まで「ろうあ連盟」がろう者の方々からの要望を真剣に聞こうとはせず、逆に「ろう者」が使用している「日本手話」を役所のように認めようとしなかったことに原因があるのかもしれません。僕は以前、この団体の不適切な経理や役員への支出について指摘をしました。現在それらの問題は改善をされましたが、まだおかしな所がありますので今後も指摘を続ける必要がありそうです。
北海道には、多くの不可解な公益法人がまだ沢山ありますが、「最近、ブログが長すぎる」というメールが来てしまいましたので、今日のブログはこの辺で!近いうちに、この続きを書きます。
【追伸】 びっくりしました!今朝、久しぶりにホームページを見たら、19日、20日の書いたはずの日記がアップされていないではないですか!調べると、僕のうっかりミスでした。「日記」という所にチェックを入れないでアップをしていたので、アップはされたけれども誰も見れない状況になっていました。ホームページにアクセス頂いていた多くの方に対してお詫びを申し上げます。