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鳩山首相が初の外交!

2009 年 9 月 22 日(火)23:21 | 日記 | No Comments |

 鳩山首相がアメリカにおいて、初の外交を行っています。

 日本とアメリカとの関係や国際貢献に関する民主党と僕の考え方はかなり違いますので、ここでその点については触れません。民主党がマニフェストを通して、国民から与党に選ばれたのですから、首相や党の考える外交を行うのは当然のことです。民主党が主張している「アメリカとの関係」が、日本国民にとってプラスになることを願うのみです。

 ただ、「アメリカに対しても言いたいことを言うという」という鳩山首相の姿勢は外交では当然のことであり、その姿勢は評価をしたいと思います。今回の訪米で鳩山首相は、中国の国家主席にも会うようです。そこで、僕は鳩山首相に対し「米国と同じように、中国に対してもしっかり日本国の考えをきっちり主張する」ことを期待したいのです。このことは5年前の僕のブログにも書いてありますが(→ブログ参照)、お互いの本音の意見をしっかりとぶつけ合うことが、本来の外交だからです。鳩山首相がアメリカには自国の意見は主張し、一方で中国や韓国に対しては自国の意見をオブラードに包むような姿勢をとるのであればお話になりません。

 中国とは議論すべきことが沢山あります。例えば「南京大虐殺」ですが、中国政府の思惑によりどれだけ真実がねじ曲げられれば良いのでしょうか。「両国において今までの歴史をしっかり検証をする必要がある」と僕は思っています。また中国の海底油田開発にしても、鳩山首相は「日本海を友愛の海したい」という主張を、胡錦濤国家主席にしたようです。僕にはその真意がよく解りませんが、両国間に横たわっている国境問題にしても毅然とした態度で臨まないと、国益を守る外交など「夢のまた夢」なのです。

 日本のマスコミは、上海の本領事館が人民のデモによって壊されたという事件も、毒入り餃子の事件も忘れてしまったかのようですが、政治家はそれらの事件とその時の中国の対応を決して忘れてはいけないのです。したたかで自己中心的な中国が相手なのです。鳩山首相が唱える「友愛精神」という甘い概念だけで交渉をしても「相手の思う壺」となってしまうでしょう。

 僕は、「外国から指摘された事実は、これを真摯に受け入れる」のは当然だと思っていますが、それらの指摘が本当に事実なのか否かをしっかりと調べるべきだと思っています。そして、事実を捻じ曲げてまで相手の国に迎合をすべきではないと思っています。今後、国の外交によって日本国民の尊厳が損なわれるような事態が発生すれば、これは国益とは真逆の「国にとって想像も出来ない程の損失」であるということを肝に銘じて、首相には外交を行ってもらいたいと僕は願っているのです。

 鳩山首相が外交において、どのような戦略を持ち、どのような主張を行っていくのか・・・、淡い期待を持ちつつ注目をさせていただきます。

【追伸】

20090922131016
 一昨日のブログに書いた「僕が大会長を努めた軟式野球大会」が今日閉会式だったのですが、僕は完全に油断をしていました。「閉会式で挨拶をすれば良いんだろう」と甘く考え、結構ぼさぼさの頭で閉会式に行ったのです。しかし、マスコミが来ていて優勝チーム・準優勝チームと一緒に写真を撮るハメになりました。明日の勝毎に写真が載るようです。大会長としては記事は大きくして欲しいのですが、個人的には写真は小さくして欲しいですね・・・。

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