偶然にびっくり!
僕が「すごい偶然だ・・・」と、びっくりするような出来事がありました。
実は、来年の道議会の「第一回定例会」において、僕が質問をする項目は既に決まっているのです。僕は、早い段階から質問の準備に入りますが、流石に通常はこれほど早くはありません。
現在、僕は「質問したい問題」を沢山抱えてしまったので、今まで以上に「問題を解決するスピード」を上げる必要性迫られています。僕は「全ての案件を調べながら、その中から質問するに相応しいものを選らぶ」という作業も大切ですが、今はそんな悠長なこと言っている状況にはないのです。
そこで、それらの案件を・・・、
・「早急に質問すべき問題」
・「急ぐ必要はないが質問すべき問題」
・「もう少し精査が必要な問題」
・「質問しなくても解決できる問題」
・「今後の状況を見て判断する問題」
・・・等々に分類する作業を行いました。まあ、「仕分け作業」みたいなものです・・・(笑)!
この作業で「早急に質問をすべき問題」に分類されたものは現段階で4つ有り、これらは「来年2月末に開会予定の定例会」において、僕は必ず質問をするのです。
現に、いくつかの部署には「次の質問に向けた資料の請求」を行っていますし、既に「質問の内容」を担当部に教えたものもあります。
実は、道庁でそれらの話をしていた時に、僕は“ある道職員の方”から「これと同じような質問を、お父様もかなり前にしていますよ。今回、調べて解りました」と言われたのです。僕は「父の質問」は一通り目を通したつもりでしたが、「父がこれに関する質問をしていた」という記憶が全く無かったので、かなりびっくりしました。
で、調べると・・・遥か昔、父は確かに質問をしていました。早速、議事録を読んでみると、自分の考えと同じ記述がいくつもあり、更にびっくりしました。
ちなみに、この質問は「道議会」において「かなりマニアック(?)なもの」であるらしく、昭和45年から現在までの間、この件を道議会で取り上げた議員はたった7人しかいませんでした。「その中になんで親父がいるんだろう・・・」と、再度びっくりしてしまったのです。
そして、この件に関する「最後の質問」から15年以上の月日が流れ、その間、誰も質問をしていませんでした。
そのことも大きな原因なのでしょうが、この問題は「酷い」状況になっていました。「意味不明な支出」が多々ありました、「なんだ?それ・・・?」と、道民の方々が絶句するような非常識なことも平気でやっていました。「こんなずさんな会計があるのか・・・」と、僕は絶句しました。これは、かなりの問題になるはずです。
道政の中には「とんでもない問題」が、まだまだ数多く潜んでいることを、改めて実感してしまいました。
この問題の解決の為に、親子2代で戦いに挑まなくてはならないようですが、こんな偶然ってあるんですね。
しかし、ひょっとすると“偶然”などでは無く、知らず知らずのうちに「父と息子」が同じような「ものの見方」をしているのが原因かもしれませんね。