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アイヌ協会!そろそろタイムリミット(後)

2010 年 10 月 21 日(木)23:59 | 日記 | 4 Comments |

・・・・ 昨日のブログの続き ・・・・

 話はちょっとそれましたが、アイヌ政策においてはその他にも多くの事業において数限りなく不正が行われているのです。

 例えば、日曜大工用品を扱う大型ショッピングセンターにも売っているような“単価が数百円というロープ”を、身内から70万円で買ったことにしたり、多くの事業に“架空の講師”が登場しその者が受け取ったとされる謝礼金は闇に消えていたり、改ざん、架空、偽装領収書は次から次へと見つかり・・・と、こんな悪事は山ほど見つかっているのです。はっきり言いますが、これらは全てれっきとした犯罪なのです。

 しかし、驚いたことに“北海道アイヌ協会”は多くの不届き者に対し何ら厳しい処分を行っていないのです。誰一人として除名処分を受けていないのですから呆れ果てます。更に、アイヌ協会は行政から一千万円以上の返還命令を受けその全額を返還したにも拘らず、協会本部はそれらのお金を不届き者からは一切請求していないのです。それは一体どうしてなのでしょう。

 それは、北海道アイヌ協会が組織として不正を働いた者を探そうとはしないからです。協会は「誰が不正を行ったのか解らない」ということにして責任の所在をうやむやにしたまま幕引きをしたいようです。しかし、公益法人が税金を不正に搾取しておきながら、こんなことが許されて良いはずはありません。

 アイヌ協会で多くの役員や会員が税金を不正に搾取していたことがばれ、行政から事業費等の返還命令を受けたにも拘らず、協会は“納税者への説明責任”などという考えを全く持っておらず、「申し訳ない」という気持ちもさらさら無いようです。

 それは「アイヌ協会が一連の不祥事についての記者会見を行ったことは一度も無く、その件に関する説明はおろか謝罪したことすら無い」という事実を見ても明らかです。ちなみに、普段は「国民は知る権利がある」と大騒ぎをしマスコミは何かと記者会見をするよう迫るのに、ことアイヌ協会に対してはそうしないの何故なのでしょう。本当に不思議です。毎年巨額の税金が投入されている公益法人においてこのような不祥事があればマスコミの絶好の餌食なんですけどね・・・。日頃マスコミが声高に叫んでいる「国民の知る権利」とやらの定義を是非知りたいものです・・・。

 さて、このように“多くのアイヌ政策の裏”では、こんなにも多くの道民や多くのアイヌの方々を馬鹿にしたことが起こり続けていたのです。にも拘らず、道庁はどうして怒らないのでしょうか。少なくとも僕の怒りは頂点に達しています。今まで僕は協会を攻撃し続けてきましたが、最後の最後には情けをかけ、とどめを刺しませんでした。

 しかし、そろそろタイムリミットのようです。そうなった場合には道庁組織も無傷では済まないはずです。

 先の定例会で、僕は高橋知事に協会の姿勢について質しました。知事は「社会通念に照らして、アイヌ協会は道民が納得する形できちんと責任を取るべき」という旨の答弁をしていますが、道庁が「今までの北海道アイヌ協会の責任の取り方で道民が納得する」と本気で考えているのなら能天気もよいところです。北海道はアイヌ協会という公益法人の所管している立場でありながら、僕はおよび腰の道の対応をずっと見せ続けられて来たのです。

 11月25日から始まる第4定例会ですが、このままであれば僕は北海道とも戦わなくてはなりません。

 しかし(社)北海道アイヌ協会が、“僕が情けをかけずに徹底的に攻撃をし最後には道庁の地下から追い出した天下り団体の(株)北海道職員厚済会”の二の舞にならなければ良いのですがね・・・。
参考リンク→高橋知事の記者会見

【追伸】
今日は、道議会の自民党として高橋知事の2期4年間の公約の達成度等の評価委員会に出席する為に帯広から道議会に出勤しました。しかし、夜は帯広で会合があるので日帰りをして今は帯広です!実は、明日も帯広-札幌の日帰りなのです・・・(涙)