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2つのジレンマ・・・

2009 年 11 月 5 日(木)23:46 | 日記 | 2 Comments |

 最近、僕は「2つのジレンマ」を持っています。(本当はもっと持っていますが・・・笑) 

 まず1つ目のジレンマです。

 “道議会議員”って中途半端なイメージですよね?有権者の方々から見ると「何をやっているのか良く解らない」はずです・・・。 しかも、国会議員と市町村議会議員の間にあって、「本当に必要なの?」とも感じるでしょう。 でも実際には、道議会議員の仕事の「守備範囲」は異常に広く、また北海道には多くの権限が与えられていて、その上「道には多くの問題」が山積していますので、議員として仕事をしようと思えば仕事は際限無くあり、本当に忙しいことになってしまうのです。

 僕はこのブログを通して、「道議会議員として、自分は何の仕事をしているのか」ということを、できるだけ多くの方に伝えたいと思っているのです。都会などではサラリーマンの方々の出勤前に、良く議員などが駅前などで「辻説法」を行っていますが、僕の地元ではそのような「人が多く動いている」場所がそうそうありませんので、辻説法よりは労力は要りますが、僕は「このブログ」にその役割を担わせようとしているのです。

 しかし、僕の最近の日記は、「議員としてどんな仕事をしているのか」をお伝えできない状態が続いています。質問についての内容は書けませんので非常につまらないブログになっているのです。中途半端な文章を書くことは出来ないのは当然であり、その一方で「質問準備にもかなりの時間を割いている状況」なので、僕の質問日まで、このブログをどのようにしたら良いのか・・・僕はかなり迷っています。しかも、このブログを通して本当に「僕の意図」が、読んで下さっている方々にきちんと伝わってるのかも非常に不安なのです。

 「このブログはこのままで良いのか」・・・というジレンマに、僕は今陥っているのです。

 2つ目のジレンマですが、道議会議員の仕事をすればするほど、なかなか地元に帰れなくなります。僕が本当に仕事をしていると証言をしてくれる方は居るでしょうが、そんなことは関係ありませんよね。やはり「地元に帰らないとは何事だ!」と、よくお叱りを受けるのです。

 僕の出来るならば地元に多く帰りたいのですが、次々に解決をしなければならない問題が沢山あって、思うように時間が取れないいう事実もあるのです。

 議員として、地元の方々のご意見を聞くことも重要な仕事ですので、出来る限り帰るように努力はしていますが、ずっと地元にいては「道議会議員」としての仕事が疎かになるのも事実としてあります。これが僕にとってのジレンマですね。

 民主党の小沢幹事長は「新人議員には(国会での仕事)より選挙区での活動を最優先させる」ことを決めたそうですが、本当に良いのでしょうか。確かに、議員は地元に帰ることは必要です。しかし、「国の仕事よりも、選挙に勝つために地元に帰ってばかりしている国会議員」に、僕は税金から「給料」を払いたくはありません。議員という仕事は、有権者の皆さんから負託を受けた仕事なのですから、その任期内は「中途半端な仕事」をしてはいけないのです。

 僕も、実際に道内において「苦しんでいたり、困っている道民」がまだまだ居るのを知っています。「なかなか改善せずに本当に申し訳ない」と思っている問題もあります。僕はこの2つのジレンマに悩まされながらも、道議としての仕事は全力で全うをしようと思っています。

 質問日までもう少し!頑張らなければ・・・!

追伸 全ての書類に目を通し終わったのですが、新たに目を通さなければならない書類が発生しました!明日の「決算特別委員会」は、僕は座ってるだけなので、睡魔との戦いになりそうです。

コメント

  1. 端野 萬造 より:

     レスはお時間が出来たときにでも。いえ、なくても結構。

     地元での活動については、市町村議との連携や後援会活動の強化で対応可能だと思うんですよね。なのに妙ななわばり意識や選挙に偏った活動に陥るばかりで、それが上手くいかないのではないかと。確かに道会議員という立ち位置は微妙な感じがしますが。

     ブログは現在の状態を維持するほかはないんじゃないですかね。本人がカキコする以上、限界はあります。素直に悩んでいる姿を曝け出すのはとてもいいんじゃないでしょうか。最近の記事をワタシは固唾を飲んで見守っています。「期待は大きいですよ(笑)」

     後援会やその周辺に聞き上手の方はいらっしゃいませんかね。そこそこの専門知識と判断力を備えていて、小野寺道議の代理人を任せられるような方。ただねー、ボランティアでは続かないんだよなー。余程余裕のあるような方じゃないと無理ですから、それなりの報酬は必要でしょう。

     それと代議士秘書あがりの方も避けたいところです。特に自民党系の。「慣れてないでしょう、そういったことに」

     共産党系にはユニークな人材がいらっしゃるとは思うんですが、さらに避けなければなりませんかね(笑)

     さて、報酬をどうやって捻出しますかね。道議に献金はあり、でしたっけ?

  2. 小野寺 まさる より:

    端野 萬造 さんへ

     いえいえ、頂いたコメントには返事をしますよ(笑)!

     おっしゃる通りです!本当に「道議会議員」という立ち位置が微妙なんですよね。有権者の方によく解りませんよね。

     僕も、ブログはこのままやろうと思っています。質問前や手強い問題と格闘している時は、それを正直に言って皆さんには理解していただこうかな・・・と考えています。

     道議には献金はあるのですが、楽天の個人献金のHPも「地方議員」は対象外です。これで政務調査費も少なくなっていったら、どうして良いのか・・・。国会議員と道議会議員では、待遇に余りにも差がありすぎるのです。

     ちなみに、現在は道議会議員より札幌市議会議員の方が議員報酬が高いのですから、本当に中途半端ですよね!

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