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関与団体と天下りについて

2004 年 9 月 8 日(水)23:51 | 日記 | No Comments |

 今日は、朝から朝食をとりながらの勉強会でした。「北海道の関与団体」についてで、朝早い勉強会だったのですが、知っておきたい道の問題だったので参加をしました。

 さて、皆さんは「天下り」とか「役所の外郭団体」とか「無駄な公益法人」という言葉をテレビや新聞等で良く聞くと思います。

 北海道が出資をしたり、お金を毎年出していたり、職員を派遣している団体(いわゆる関与団体)は現在、172団体もあります。そしてその団体に対して500億円!!以上のお金を毎年出している計算になります!


 172団体のうち、本当に大切な必要な活動をしている団体もあります。172団体を0団体には出来ません。しかし、明らかに必要性の薄い団体、道が関与する必要性がないと思われる団体、仕事が明らかにだぶっている複数の団体、等多くの団体を減らすことは可能だと思っています。

 そして今日、道職員から説明がある中で、関与団体への道職員OBの天下りの実態と関係を深く説明しないことが問題だと思うのです。道民の皆さんは、必要の無い関与団体を減らして税金をもっと有効に使って欲しいと思っているはずですし、職員の天下り先として必要性が少ない「関与団体」をつぶさないでいることが問題であると思っているはずです。

 関与団体を大幅にしかも早急に減らしていかなければならないのに、僕から見るとそのスピードが遅いという感想を持たざるをえません・・。(平成12年度191団体が16年度に172団体・・・。「本気でやっているのか?」と思ってしまうくらいのスローペースではないですか・・・!)もっと積極的に、大胆に(例えば早急に、外部の有識者で関与団体を評価して、評価が一定基準を満たさないものはすぐに無くす位に)施策を推進していくべきだと思いますが、皆さんはどう思いますか?見直しを、職員だけで議論させていても駄目だと僕は思っていますし、このスローペースに関してもなんら反省が無いように見えました。

 この問題はもっと勉強をして行きたいと思っています。

追伸 台風の被害は結構あったようですね。道議会の横の木が折れて、車にぶつかりましたし、駐車場の車は吹き飛び、ひっくり返って、数台の車がぐちゃぐちゃになっていました。道議会も壊れました。救急車も走り回っています。被害が最小限であることを願っています。こんな風は初めて経験しました。道庁の森はかなりの木が倒れ、道をふさぎ、長時間通行止めになってしまいました! 

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道庁の東側の道ですが、無数の木が倒れてしまい、完全に道をふさいでしまっています。本当に驚く光景でした・・・!!

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道庁正面の写真です。倒れた木に車が突っ込んでしまってます!

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議会裏の駐車場です。車がひっくりかっていますが、この車は某道議の車なのです!お気の毒です・・・。

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