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道議になって驚いた事

2004 年 4 月 20 日(火)23:04 | 日記 | No Comments |

 近頃はマスコミに対する疑問というか不満ばかり書いているので、今日はちょっと違う日記にしようと思います。政治の話は飛ばして読んでいるという方もいるという衝撃の事実も発覚したので、たまには肩の力を抜いて日記を書きます。


 北海道議会議員になって結構驚きの連続でした。皆さんがまだ、北海道議会議員が何をしているか解らないように(この日記をずっと書き続けることによって、少しでも議員の仕事の内容を解ってもらうように努力をします!)僕も道議という仕事の全貌がわからないまま議員になった一人なのです。(市町村議会議員か役所勤めか議員秘書から道議会議員になるケースがほとんどなので、道議になってみて、僕は他の一期生の倍以上はいろいろなことにびっくりをしているはずです!)
 
 まずは、当選して議員バッチをもらいました。もらって驚いたのはその大きさと重さです。裏に通し番号が打ってあって落としたら誰のバッチかわかるようになっているのですが、どうも18金で作られているらしく、非常に重たいし、付けるのもねじ式でしかも意味のない太い網ひものようなものが着いていて、非常に付けるのに時間がかかるのです。(ちなみに、一個3?4万円するらしいです!経費削減しているのですからもっと安く出来ないかと考えていたら次回から配られるバッチは1万円前後のものになるようです)

 しかし、軽い、ピンバッジの偽物のバッチがあって殆どの議員はこっちを付けています。ちなみに一個の値段は確か3000円弱だったと思います。でも、アメリカ人があの議員のバッチを見て「マイク」だと思ったと言う話があるのですが、あのフサフサした感じと大きさは隠しマイクのようですよね・・・。ここまで大きい必要があるのかな?と思っています。(ちなみに、札幌で議員同士で飲みに出ることもあるのですが、バッチをはずす人ととはずさない人がほぼ半々位になります。僕は「はずさない方」に属しています。先輩議員から、「そのバッチは今、小野寺君に付いているけれど、そのバッチが君一人のものだと思ったら大間違いだ!そのバッチを付けてくれたのは小野寺君に投票をしてくれた人達がいたからで、自分の意志だけでとったり付けたりして良いものではない!」と教えて頂きましたので、背広の時はバッジは絶対に付けています。なんだかバッチを付けて飲みに行くのは恥ずかしいような気がしていたのですが、バッチに恥じない振る舞いをすれば良いのだと思っています。)

 近頃、街を歩いていても視線が気になります。すぐ僕だと気づいて挨拶をされるなら良いのですが、ポスターや新聞で見ているからか「どこかで見た顔だな・・」というようにじっと見られることが一番辛いのです。こちらとして挨拶をした方が良いのか?しない方が良いのか?相手は自分を知っているのか?いないのか?ただ見ているだけなのか?僕からの挨拶をまっているのか?後援会の人なのか?ただ、でっかいバッチをみているだけなのか?・・・・一瞬のうちに色々なことを考えてしまいます。
 誰かと目が合うと目線をそらすことが出来なくなってしまいました。(目線をそらして、「あいつは挨拶もしないで無視した・・」と言われるのではないかと思ってしまいます)相手が目線をそらすまで目を見るというのは、もし僕のことを知らないで偶然僕と目が合ってしまった人には不愉快なのかもしれませんし、本当に近頃人混みを歩くとき色々なことを考えすぎて、今までの倍以上疲れてしまいます。

 議員という仕事はやはりかなり特殊で今までなかったようなことも沢山あります。どのようなことがあるのか、どんなことで僕が驚いたのかは、今後もおいおい日記で書いていきます!!

追伸 札幌南高の野球部の監督をしている教師が、17歳の高校生と援助交際して捕まったというニュースが入ってきました。スポーツを通して素晴らしい教育を目指している多くの方にとって、これは衝撃のニュースだったはずです。信じられません。また昨日、小学校の男性教諭が男子中学生にわいせつな行為をしたとの報道もありました。日本の教育や教師はどうなってしまったのでしょうか?

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