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道政史上初めて決算が赤字に

2006 年 5 月 23 日(火)20:57 | 日記 | No Comments |

主な活動

東京から札幌へ。道庁で意見交換。
18時より、NPO法人のドットジェイピーの説明会に講師の依頼をされ参加


今日の産経新聞の一面トップ記事は(僕は本州に出張するときは必ず産経新聞を読みます。一番バランスの取れた正しい感覚や倫理観をもったマスコミだと僕は思っているからです。北海道で読めないのは本当に残念です)、し尿・汚泥処理施設建設工事をめぐる談合事件の記事で、プラントメーカー7社が受注調整を繰り返し、独禁法違反の疑いがあり7社の幹部職員7人が逮捕されたという記事でした。で、今日の朝はばたばたとマスコミから電話が入っていたのです。電車に乗っていたりで電話に出られなかったのですが「ひょっとして、あの独禁法は北海道や帯広にもひっかっかっているのか?」と非常に気になっていました。結局はぜんぜん別の案件で偶然、4社のマスコミが僕に電話してきたということだったのですが、「なにか大事件が地元で起きたかーー」と本当に驚きました(その後、新聞記者と札幌に帰りホテルの喫茶店で、全く別の案件ですが話をしました。その記者の取材は市町村合併案の件と道の決算の赤字の額の件でした!)

そうそう、道政史上初めて決算が赤字になったということをすこし皆さんに説明しなければなりませんね!
そうです。北海道は見込んでいた道税収入が思うように集められなくて結局は支出が収入を上回ってしまったのです。つまりは赤字!その不足額は結局は次の年の会計からお金を借りるという、一般常識では考えられない処理(でも法律でそうなっているのです)をするのですが、北海道は本当に大変な状況になっているのです。
その額はまだはっきりとはわからないのですが(8億円位でしょうか?)、本当にさらに厳しく、お金の使い方をチェックし、無駄をなくし効率を考え、景気対策を積極的に行っていかなければなりません。どんなに道職員から「鬼」と言われようが、北海道が沈没すると、本道経済の多くが沈没し、失業者が増え、道民の生活が急激に悪化してしまうのですから、手綱を緩めるわけにはいかないと考えています。

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