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自民党はいつになったら・・・(後編)

2010 年 2 月 5 日(金)23:44 | 日記 | 2 Comments |

前編より・・・

 さて、今の日本は“二大政党”が「下品なパワーゲーム」をしているような状況なのでしょうか。少なくとも、国民は自民党に対し「生産性の無い議論や敵失への批判」などは望んではいませんし、逆に今の議論を“国民不在の議論だ”と腹立たしく思っているに違いありません。

 そして、もし万が一、自民党が「民主党の政権では日本が大変なことになる。我々が小沢幹事長関連の追及を繰り返しているのは、政権を取り戻すためであり、自民党が政権を奪取することは結果的に“国民にとってプラス”になるのだ」などと考えているであれば、それは完全に“上から目線の驕(おご)り”であり、そんな党に未来は無いのです。

 最近、本当に悲しくなってしまうので、僕は「国会中継」を見ないようにしています。しかし、自民党はいつになったら「こんな子供でも分かること」に気付くのでしょう。

 最近の政治を見ていてガッカリしてしまうのは僕だけなのでしょうか。政権与党には自浄作用すら無く、さりとて野党にも理念が無く、政治家は自らの責任の取り方すら知らず、選挙にしても“候補者の理念や政策”などは二の次で“ただ勝ちさえすれば良い”という風潮が広がり、国会においても国家論などは殆んど議論をされず・・・と、今の政治を見ていると、僕は“絶望的な気持ち”になってしまうのです。

 このような状況がずっと続くのであれば、僕は「自分が政治家であり続けるという意義」すら見失ってしまいそうです。そして「こんなに幼稚で理念も何も無い自民党とは縁を切ろう」と本気で考えてしまいそうなのです。

 日本の為、国民の為に自らの犠牲も省みずに働くのが本当の政治家の姿であると僕は信じていますが、今の政治にはその理念の欠片すら見つけることができないのです。

【追伸】
 もし自民党が「どうしても小沢幹事長の問題を許すわけにはいかない」と考え、国会でこれを取り上げるというのであれば、僕だったら“鳩山総理に対する質問の前段”において「お宅の党の幹事長は、説明責任も果たさずに、自らの潔白を主張し、説明もコロコロ変えていますが、一体どのような倫理観を持っておられるのか、実際に聞いてみたいものです。また、総理はそんな幹事長を庇っていますが、これも我々は大変驚きました。しかし、この件に関しては“国民”が賢明な判断をするでしょうし、こんな政治家の為に大切な国会の審議時間を使うこと自体が、事業仕分けの対象となるような“無駄”であると思うのです。今の国の現状を考えると、自民党は“国民のための議論”を優先すべきだと考えており、“品格を疑ってしまうような議員の問題”については、今国会において一切触れるつもりはありませんので、総理、どうぞご安心ください。」と切り捨ててしまえば良いと思うんですけどね。
 まあ、僕は“国会における質問のルール”を知らないので、これは“無理”なのかもしれませんが、こっちの方が国民は喜ぶでしょうし、マスコミだって大騒ぎをすると思うのです。

コメント

  1. フォルツァ より:

    ご意見拝見いたしました。
    まさしく同感であります。
    自由民主党も民主党も、本質を求める事なく、刹那の対応に汲々としているとしか感じられません。

    刹那の対応に忙殺されているにしても、その対応には芯…理念と言い換えてもいいでしょう…があるとは感じられません。

    日本は地球上を流浪の民として放浪していりみたいです。

  2. 小野寺 まさる より:

    フォルツァ さんへ

    やはり、フォルツァ さんもそのように考えられておられたのですね。
    「日本は地球上の流浪の民として放浪している」という言葉も、僕が感じている感覚とほぼ同じです!国際社会から見ると、日本の政治のレベルの低さは際立っているのは間違いなく、「変な国」に映っているのでしょうね。
    それでも、この国がここまで繁栄してきたのは「政治主導」などではなく、官僚の能力に負う所が 大きかったのも事実なのでしょうね。

    今の国会を見ていてそう感じずにはおれません。
    今回はコメントありがとう御座いました!今後とも宜しくお願いいたします!

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