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永岡代議士の自殺のニュース

2005 年 8 月 1 日(月)23:47 | 日記 | No Comments |

 もう8月になってしまいました!本当に早いですね・・・。もう少しで夏が終わってしまう時期に来てしまいました。この8月も行事が目白押しなので、夏バテしないように頑張ります!

 さて、今日は午前中は帯広の事務所に出勤をして、昼の電車に乗って札幌に来ました。明日の総務委員会で質問予定なので(大学入試センターの経費を 札幌医大が水増し請求を続けていたという報道に関しての質問)、その打ち合わせをしました(思ったような意見交換ができたので、僕として珍しくすんなり意 見交換がおわりました!)。

 そういえば、今日の永岡衆議院議員の自殺のニュースにはびっくりしました。郵政民営化の話で自殺者が出るとは思ってもいませんでした。でも西岡代議士も亀井派に所属し、ずっと民営化に反対をしていたのに、本会議では賛成票を投じ、本当に苦しい立場にあったのだと思います。選挙に勝つためには自民党の公認が必要だということで賛成票を投じたのだと思いますが、それによって地元の「特定郵便局」の方からの抗議もかなりあったであろうということも想像に 難くありません。

 どっちにしても「八方塞がり」の状況だったのでしょう。でも結局は「自殺」してしまったことは残念でなりません。僕も、政治家というのは「自殺」 というところまで自分を追いつめてしまう可能性がある「厳しい仕事」だということも、政治家になって何となくわかってきました。

 でも、法案に対して「賛成」でも「反対」でも、その票を「一人の議員」として判断をし、投じたならば、任期の最後までその信念を貫くことが自分に投票してくれた有権者の皆さんに対する責任の取り方だと僕は思うのです。

 政治家にとって選挙に落ちることは想像を絶する位に辛いことです。でも自分の命と引き替えにはならないはずです。政治家としての人生が全てではな いはずです。僕は、政治家が選挙に落ちることを恐れてばかりいては、本当の活動ができないと思っています。議員の定数削減だって、公務員の給与のカット だって(公務員も票を持っているのですから・・・)、郵政の民営化だって(非常に集票能力が高い特定の団体の圧力があります)、選挙だけを考えると信念を 貫くのが難しい案件がたくさんあるのです!

 今日の永岡代議士の自殺のニュースでいろいろなことを考えてしまいました。永岡議員の御冥福を心からお祈り申し上げます。

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