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森林環境税が先送り???

2008 年 8 月 7 日(木)22:06 | 日記 | No Comments |

 今日の北海道新聞を見てびっくりしました。「森林環境税 先送りへ」という見出しがあるではないですか。こんな話ははじめて聞きました。

実は・・・

 実は、昨日もこの「森林環境税」について、自民党道議会の政策審議委員会で、意見交換を行ったばかりでした。その中で僕は「担当部でもっと真剣に考えなければ、この税の導入は難しい」
旨の発言はしました。

 今までもブログでこの税についての考えは書いてきましたが、新聞記事では「食料品の値上げや燃油高騰」により新税の導入が難しいために「先送り」になったと書かれてあります。でも、事実は違うと僕は思っています。

 もし本当にこの森林環境税が先送りされるとしたら、それは担当部の部がこの案件をしっかりと精査し、理論構築してこなかったのが一番の理由だと思います。担当部は僕に、「道民の生命や安全そして環境を守るために森林環境税を導入する」ずっと主張してきました。もし本当にそうであるなら、担当部は「物価高」ごときで躊躇することなく、道民の生活を守るために責任を持って、その議案を議会で承認してもらうべく最大限の努力をするべきなのです。

 記事には「各会派が新税導入に関して大筋で賛成していた」という記述もありましたが、これは事実なのでしょうか。自民党の役員会でも意見集約をしたことはありませんし、色々な異論が出ていました。また、昨日の自民党政審の意見交換の際も、かなり厳しい意見がでていましたし、自民党の中にも森林環境税に対して懐疑的な議員が何人もいるのです。マスコミは裏をとって記事を書きますので、多分自民党のベテラン議員が「この新税は自民党は大丈夫」とマスコミに言ったのでしょうが、認識が甘いとしか言いようがありません。例え、この新税の提案されたとしても、議会をすんなりと通るような状況ではないと僕は踏んでいました。

 でも、この森林環境税が先送りされるのは本当なのでしょうか。マスコミの方が議員よりこのような重要な情報を知っているのは大問題ですね。

 まさか僕は、この記事通りに「先送り」になるとは思っていませんし、次回の議会までにきちんと精査をされた議案が出来上がることを信じていますが、本当に「先送り」をされるのであれば、それはそれで更に厳しく追求をしなければならないと思っています。

 

 

 

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