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びっくりした質問

2005 年 3 月 9 日(水)23:05 | 日記 | No Comments |

 今日は終日、一般質問でした。色々な議員の考えや党の考えが解って非常に勉強になったり、感心したり、びっくりしたりします。

 今日一番びっくりしたのは、民主党の議員の一般質問でした。どういう質問かというと北海道の経費削減に関する質問で、僕の考えとは180度違うものでしたので本当にびっくりしました。

 北海道はいま、沈没寸前の財政状況です。多くの経費を削減し、事業を見直し、無駄を出来るだけ無くし・・・等々、必死で財政立て直しをしなければ と僕は思っています。北海道を赤字債権団体にしてはいけないのです。北海道建て直しには人件費の圧縮が不可欠であり、そのために北海道は「道職員の新規採 用を削減する」という方針を出しています。これは至極当然だと思うのですが、今日の民主党の議員の質問は、この方針に「反対」する質問だったのです(本当 に驚きました!)。

 「北海道は、失業率が高いので、道は率先して就業率のアップに努めなければならない。それなのに何故、道職員の新規採用を削減するのか?おかしいのではないか?」という質問でした。

 おかしいのはこの質問だと僕は思っています。道の建て直しが急務であるのに何で、新規採用削減に反対できるのでしょう?北海道の失業率と道職員の 新規採用をつなげて考えるのはこじつけであると思うのです。北海道がこんなに苦しい状況で、新規採用も同じだけ採用するとして、道民はそれで納得すると 思っているのでしょうか?そういえば、今定例会での民主党の代表質問でも驚く発言があったのです。それは、「景気が悪くなっている。だから道職員の賃金を 下げるとさらに景気悪化に拍車がかかる。だから道職員の給与を下げるべきではない!」というものでした。これは代表質問なので「党」としての考えのはずで す。道職員の給与と北海道の景気を何故こじつけて、屁理屈をこねるのでしょう??道の財政の立て直しのために引き下げは必要です。多くの訳の分からない手 当もあるのです。民間が苦労をしていて賃金が下がっているのだから、道職員だって賃金を下げて、道民と一緒に北海道を立て直すという気概が必要なのではな いでしょうか?(道議会議員だって給与のカット等、血を流す必要があると僕は強く思っています!)このように、財政の建て直しに逆行するような、道民感情 を無視したような発言には本当に憤りを覚えます。

追伸 今日の夜は北海道議会の議長公宅で食事会がありました。議長はここに住んでいるのですが、大きな応接室があってそこで食事をしました。

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それがその時の写真(同僚の小松議員が撮ってくれました!)と食事(「なだ万」のお弁当です!伊勢エビなんかが入っています!!いつもこんなに豪華な夕食ではないので誤解の無いように・・・。ちなみに僕は生まれて初めて「なだ万」のお弁当を食べました・・・。)

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