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「高速道路料金がタダ」は大迷惑!

2010 年 10 月 16 日(土)23:51 | 日記 | 1 Comment |

 これから日本はどうなってしまうのでしょう。僕も皆さんと同じように不安な気持ちで毎日を過ごしています。

 民主党政権の中国に対する対応は意味不明であり、円高への対応も中途半端、不思議な政策をどんどん打ち上げ、現金ばら撒き政策を更に増やし・・・と、どう考えても僕には「日本国民の生活が豊かになって行く」とはとても思えないのです。それらに加え、我々は「その言葉の響き」から知らないうちに民主党に騙されているものも結構あるのかもしれません。

 例えば“高速道路の無料化”について考えて見ましょう。多くの方々は「民主党政権ぱっとしないが、高速道路の無料化実験は評価できる」と考えているかもしれません。 しかし、本当にそうなんでしょうか。

 だって良く考えてください!昔の高速道路は“道路公団”が運営をしていましたが、今は公団が民営化され“ネクスコ”という企業が経営をしているのです。もし本当に高速道路をタダにしたら、その会社は間違いなく潰れます。しかし、そんな話を聞いたことはありません。それはどうしてなのでしょうか。それは多分、“税金からネクスコに通行料を支払っているから” なのではないでしょうか?

 更に、ここで一つの疑問が浮かびます。それは「高速度道路がタダもしくは安くなり利用者が急激に増えた。増加分の利用料はどうなっているのか」ということです。 高速道路を利用する際、僕は“有料区間がタダの区間になった場合は入口・出口ごとにおじさんがいて券を回収するのに、昔からタダだった区間は相変わらず交通量を調べていない”ということをずっと不思議に思っていたのです。それは「ネクスコが有料区間の車の利用台数だけを知りたかった」からなのでしょうか。

 我々は「高速道路の料金がタダになった」と思っているかもしれませんが、実は、我々は“今まで払っていた高速道路の利用料金”と“無料化実験で膨大に増えた車の利用料”を合算した金額を税金から拠出してネクスコという会社に支払っているのかもしれません。もしそうであれば、ネクスコはぼろ儲けをし国民は大損をしたことになります。

  しかも、この会社には高速道路のパーキングエリアにおいて食堂や売店を経営している子会社もあるのですが、この子会社の売り上げも莫大に増加をしているはずです。この子会社の利益は何処に消えるのでしょうか。

 更に、高速道路が全線つながってはいない北海道の住民が、利用者が膨大に増えた本州の高速道路の「無料化実験」の穴埋めの為の金を税金から取られるのか、僕にはさっぱり理解できないのです。

 だれか、この実態を調べてくれませんかね?僕にとってこの政策は不思議なことだらけであり、欺瞞に満ちた政策に見えてしょうがないのです。

 もし、僕の仮定が正しいのなら、「民主党もこんなことをやっておきながら“事業仕分けで税金の無駄を!”なんてよく言えたものだ」と、捨て台詞の一つ位は吐いてみたいものです。

コメント

  1. A5 より:

    私もそう思っていました。
    民間会社の料金を政府が無料にしたということは、国で料金を持っているということですよね。
    無料化で需要が増えて喜ぶのはネクストという民間会社ですよね。
    牛肉偽装の時と同じ不正はないのでしょうか?

    また、エコカー減税のように予算がなくなりましたとも聞いていませんよね。
    エコポイントのように減らしますとも聞いていませんよね。

    。。。。。。。。。。。。。。。

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