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「愛・地球博」について

2004 年 11 月 13 日(土)23:09 | 日記 | No Comments |

 今日は所用で大阪に来ています。北海道に比べて非常に温かいので風邪を引かないようにしなければなりませんね!

 さて、大阪の飛行機の上で座席の本を(全日空で発行しているもの)を読みました。普段は、新聞や雑誌や本を読んだりコンピューターを使ったりしているのでなかなか読まないのですが、今日は何故か読んだのですが、なかなか面白い記事がありました。

 それは来年の3月に開催される愛知での「愛・地球博」についての記事でした。この万国博覧会は「大阪万国」以来35年ぶりなのですが(ということは、男性の平均寿命が77歳なので、僕にとってはこれが最後の万博かもしれません・・)、テーマについて書かれてあり「なるほどなー」と思いました。


 万博は1851年ロンドンで第一回が開催され不例期に開催されているのですが、今までの万博ですが、1970年開催の大阪万博のテーマが「人間の進歩と調和」であったように、開催から一貫して「人間、この素晴らしいもの」というテーマでずっと行われてきたのです。この「愛・地球博」では初めて「人類は謙虚さを持たなければならない」「地球・自然の素晴らしさ」という精神がはじめて盛り込まれたとのことでした。地球の温暖化、環境破壊等々、多くの問題を作り出してしまい、その大きな問題に気づき始めた我々が、大きく考え方を変え始めているという現れなのかもしれませんね。

 偶然、関西で読んだ新聞に「大阪の万博と愛知の万博の歴然とした違い」について書かれてありました。それによると、
・愛知万博を知っていると答えた人は56%にとどまり、1970年の大阪万博開催半年前の調査での認知度(98%)に大きく水を開けられている。 
・愛知万博の認知度を地域別に見ると、地元の東海は95%に達したが、北海道、東北、中国、九州では50%以下だった。
・同万博へ「行ってみたい」と答えた人は、「ぜひ」と「できれば」を合わせて全国で51%。 東海では78%に達したが、九州では37%にとどまった。
・他の博覧会の開催半年前調査では、大阪万博は、「知っている」が98%、「行ってみたい」が76%。1985年に茨城県で開かれたつくば博は、「知っている」が77%、「行ってみたい」が52%だった。

 いかに「愛・地球博」がPR不足で、国民の関心が低いかが解りますが、今の技術の最先端はどうなっているのか?人間と地球はどのように共存していくべきか?を示す大切な万博になると思っていますし、僕も是非、視察に行きたいと思っています。「地球・環境の素晴らしさ」を伝えるという素晴らしいテーマでの博覧会ですので、多くの方に行って貰いたいと思っています。

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