長かった・・・!
やっと、今回の決算特別委員会が終わりました。
今日の「知事総括」では、ほぼ満点の答弁を知事から頂きました。道は、近日中に「アイヌ協会」や「アイヌ文化振興財団」へ、調査(事情聴取)に入ります。特にアイヌ協会への調査は「裏が取れているおかしな問題」について行いますので、「勘違いでした」とか「記入漏れでした」といった言い逃れは出来ないのです。また、アイヌ文化振興財団に対しての事情聴取において、道は「財団の今までの事業」をしっかりと精査する必要があるのです。
今回の決算特別委員会の感想は、「本当に長かった!」です。
僕は書類の山に埋もれ、その中からおかしな箇所を捜し、何故そうなっているのか「推理」し、その証拠を見つける・・・という作業をずっと続けました。今回は本当にくたびれましたね・・・。実際に、さっきまで意識を失ったようにベットの上で背広のまま寝ていました。13日の4時30分頃に目が覚めて、慌ててこのブログを書いている有様なのです。
さて、アイヌ政策の中にある「多くの問題」をいかに迅速に解決し、政策をより良いものへ転換させるには・・・、これからが勝負なのです。
我々道議会議員もしっかりとチェックをし、道庁も毅然とした態度を取る必要があります。マスコミの皆さんの協力も不可欠ですし、多くのアイヌの方々の結束も必要になるでしょう。我々もアイヌの方々も、この問題を「他人事」として捉えてはいけないのです。特にアイヌの方々には「自分達の文化や歴史を守るため、今こそ立ち上がって欲しい」と、僕は強く願っているのです。
今日の知事総括は、本道の「アイヌ政策」の大きな転換点となるでしょう。今後は「道の調査」を見守ることになりますが、僕はこれからもずっと「アイヌ政策」に関与し続けることを、皆様にお約束します。僕は、多くのアイヌの方々から「苦情」や「相談」を受けました。ですので、僕は本道のアイヌ政策が「本当にアイヌの方々の為になる政策」になる日まで、僕は政策をチェックをし続けます。
「決算特別委員会」が終わり、少しゆっくりしたいのですが、今月の下旬から、「第四定例会」が始まってしまいます。早速、その質問の準備に取り掛からなければならないようです。今回の決特において「アイヌ政策」にかなりの時間を要したため、他の「質問予定の調査」が全然出来ず、現在「収集がつかない状態」になっております。本当に「議員」という仕事は、「キリが無い」仕事なのです・・・。
【追伸】 僕は「決算特別委員会」の副委員長だったのですが、決特を閉会する時に「委員長」と「副委員長」はそれぞれの机の場所に立ち、セレモニーをやることになっているのです。
最期に委員長が、「本委員会を閉じるに当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。御承知のとおり、本委員会は、10月8日に設置以来、各位の御精励によりまして、本日、付託案件を議了することができました。この間、小野寺副委員長を初め、委員各位には、委員会の運営につきまして格別の御協力を賜りましたことに心から感謝を申し上げる次第であります。以上、簡単でございますが、ごあいさつといたします。これをもって閉会いたします。」
・・・、と言うのが慣例なのですが、僕は笑うのを必死でこらえてしまいました。
それは、この決算特別委員会における数々の質問の中で、一番揉めたのは「僕の質問」だったからです。第2分科会が時間通りに始まらなかったのも、僕の質問のせいでした。で・・・、僕は「小野寺副委員長はじめ」のくだりの先に「委員会の運営につきまして格別の御協力を賜りましたことに・・・」という文言が来るのを知っており、思わず「笑いそう」になってしまったのです。
委員の皆さんは、僕の不自然な行動やその思いに気付いたようで、最期に委員会室は「爆笑」に包まれてしまいました。
今回の決特の委員の皆さん!僕は皆さんに大変な迷惑をかけてしまいました。この場をお借りして、心からお詫び申し上げます。