ただいまホームページ移行準備中です。

こちらのホームページは2015年5月29日までのものです。

学校給食について!

2009 年 9 月 26 日(土)23:36 | 日記 | 3 Comments |

 いやはや、公益法人に関するブログの反響は凄かったです。本当に多くのメールを頂きました。まだ具体的な団体名も問題点も明らかにしていない段階で、あれだけのメールを頂くのですから、如何に有権者の皆さんが「天下り」や「税金の無駄使い」等に関心を寄せているのかよく解りました。

 さて、今日の話題は「小中学校の給食について」です。

 僕の住んでいる場所は「帯広市」ですが、実はこの帯広「学校での給食の内容」がひどいようなのです。僕は子供の頃「学校給食」が楽しみでしょうがありませんでしたが、今の給食には夢も希望も無いようです。多くの保護者の方から「品数も少なくて内容もひどい」という話を沢山聞くからです。

 学校給食についての仕事は各自治体が責任を持って行っており、道議会議員の立場でとやかくは言えないと考え、僕は今までぐっとこらえて黙っていました(数名の市議会議員には何度か苦言を呈しましたが・・・)。しかし、今でも多くの苦情を頂き、現実として道内の自治体間における給食の格差が一向に是正されないのであれば、道議会議員としても黙っている訳にはいかないのです。

 この学校給食についての取り組みは、自治体によってバラバラなのが現状です。例えば、ある自治体では学校給食を「自治体職員=公務員」が作っています。ということは当然基本的には「9時から17時」までの8時間勤務ですので(実際は8時~16時のことが多いようです)、昼食を作る為に全員が8時間を費やしている計算になります。また、公務員であれば「夏休み」や「冬休み」の間も給食センターに出勤をすることになりますが、学校給食も作らず、毎日一体何をしているのでしょうか。一方で、給食センターの運営を民間企業に任せ、人件費を削減し給食の質を高めている自治体もあるのです。

 僕が問題だと思っているのは、道民の皆さんが「自分達の自治体の学校給食がどのように作られ、人件費等のコストと食材費の割合がどうなっていて、総額でどれだけのお金が給食に使われ」・・・等々という情報を知らないばかりか、「自分の地域の学校給食が、他の自治体て比べてどうなのか」を判断をする材料を全く持っていないということなのです。

 僕は、道内の自治体間で給食のばらつきが実際に出ているという事実を重く受け止め、その是正の為に働くことにします。まず、道として実態を把握する必要がありそうです。

 ちなみに、全道の給食の食材等の販売に関しては「(財)北海道学校給食会」という、道職員が天下っている公益法人が「かなりの売り上げ」を計上しているのです。この法人については、一度議会で質問をしたことがあるのですが、僕としては今なお「釈然としない部分」が多々ありますので、この法人ついてもさらに意見交換が必要だと思っています。

 子供が健やかで聡明に成長する為に「学校給食」は非常に大切なのです。もっと、真剣に「給食」について考える必要があるのです。「教育の機会均等」と同じように、給食だってあまり地域間に格差があってはいけませんよね。

追伸 今日の夜は、牧泰昌さん(STVラジオの「牧やすまさのスーパースクランブル(月~金15:00~17:30)」のメインパーソナリティー)とご一緒をさせていただきました。深夜まで色々な話をさせていただきましたが、本当にためになる話を沢山聞かせていただき、同時に沢山の勇気も頂きました。