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労働組合の不思議

2010 年 12 月 24 日(金)23:51 | 日記 | 7 Comments |

僕は労働組合の活動を否定はしません。

しかし、全てではありませんが、この組織の行動を見ていると、僕はいくつもの《不思議》を感じてしまうのです。

例えば、北海道庁にも労働組合がありますが、多くの道民が不景気で苦しんでいるこの時期、道庁前で「賃金を上げろ!」と組合員が気勢を上げているのを見て、僕は強い違和感を覚えるのです。それは、自分達の給与を道民から払ってもらっているのにもかかわらず、道民の感情を逆撫でするようなことを平気で行っているからです。

そもそも労働組合は、弱い者の味方であったはずです。しかし、今の僕には「自分達さえ良ければよいという権利の亡者」に見てしまうのです。

この団体の更に不思議なところは、その一方で「自分の利益に反することも同時に行なっている」ということなのです。

現在、日本において『尖閣諸島や北方領土等の問題』で、国土・領土の議論が起こっています。この問題を語る上で『国益』の議論は避けることは出来ず、「国が領土を失うということは、国にとって大きな損失である」と、小学生にでも解るはずですが、この件に関して労働組合の方々は「領土のことでごたごた言うな。中国万歳」といった姿勢を取るのです。といって、もしその土地が組合員や組合の土地であったならば、間違いなく大騒ぎをするんでしょうけどね……(笑)

労働組合はこのような《整合性のとれない主張》を繰り返すために、時として自己矛盾に陥っているようですが、本当にこの方々は「国益が損なわれても自分の利益は減らない。国防なんて必要ない」と考えているんでしょうか。

さて、皆さんもご承知のように、国際社会の中においては各国が自国の利益の為にしのぎを削っており、時には戦争も勃発しています。どんな国であっても自国の利益のために動くのですが、多くのいざこざ話の中によく登場する国が中国やロシアであるということは、この二つの国が「節操無く自国の利益を貪ろうとしている」ことを意味するのです。

日本の隣の国が、その二つの国であることを考えると、「自分の給与の確保が何より大切で、国土や領土問題は重要ではない」という労働組合の考え方は、僕にとって《不思議》でしようがないのです。

追伸 今日はクリスマスイブ! 皆さん! メリークリスマス!

(写真)


家の玄関のクリスマスツリーのオブジェです!