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公益法人が6600万円も損?

2010 年 9 月 14 日(火)23:56 | 日記 | No Comments |

 そういえば、昨日と今日の新聞で“財団法人十勝圏振興機構”が昨年度の決算において6600万円の損失を出したことが報道されていました。

 実は、同僚の道議会議員すら誰も記憶していないと思うのですが、僕は“関与団体における危険な債権の購入の実態とその危険性”について、今年の3月の道議会で質問をしているのです。

 その質問において、僕は“北海道教育文化協会”が平成20年度決算で多額の評価損を出しているのにそれを明らかにせず、その原因もリスク高い“仕組み債”の購入であることを知った上で、この団体を追求をしました。
参考→道議会の会議録へリンク

 僕はこの質問を行うため道側と何度も意見交換をし、その過程で道の担当セクションに「税金を投入している関与団体における仕組み際の購入の実態の調査」を約束させていたのです。その後、道は独自に調査を行い「多くの関与団体が不適切な仕組み債を購入し、実際に損失を出している実態」も把握をしていたはずです。

 そして、僕もこの“十勝圏振興機構”の問題は把握をしていました。当団体の決算書類等に目を通した時、僕は直ぐにおかしな箇所を見つけたからです。それは、ある科目に“あるはずのない(あってはならない)損益”が計上されており、その額も大きかったので否が応でも問題を認識しました。僕としては、「何故、議員もマスコミも気付かないのか」と逆に不思議だった程なのです。

 先月の中頃、僕は振興機構の役員と事務の担当の方からを事情も聴取をしていたのですが、突然報道されてびっくりしてしまいました。やっぱり、おかしな点に気付いちゃう記者もいるんですね・・・。

 僕は“道民の税金が投入さている道の関与団体”がリスキーな投資などに手を出すなどというのは言語道断であり、もしこのような損失を出したのであれば、その責任は厳しく問われるべきだと思っています。しかし、変なことをしている関与団体なんてまだまだ沢山あるのです!巨額の内部留保があったり、内部留保を減らす為に変な工作をしたり、おかしな支出を計上したり、不思議な財産を沢山持っていたり、投資に手を出して損失を出していたり・・・、そんな馬鹿な関与団体に、納税者である我々は「税金を使いたい」なんて絶対に思いませんよね。

【追伸】


 今日は、自民党の代表質問の意見交換の為、夜遅くまで議論をしていました。夕食はおにぎりや菓子パン、玉子やバナナといった感じでした。皆さんは「議員は毎晩料亭でご飯を食べている」なんて想像をしているのかもしてませんが、実態はこんな感じなんですよ・・・(涙)
 しかし、今回の代表質問ですが意見交換はかなり揉めています。今日も僕はちょっと怒ってしまいましたが、代表質問はどうなってしまうんでしょう。「議会が空転するかもしれない」というような変な雰囲気になっています。

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